2014年8月25日月曜日

次世代研修

本日、当院の第2回の「次世代管理者研修」が行われました。
次世代担う職員50名程
組織は場当たり的な対応をしてはならないと思います。
ましてや、次世代を担う「管理者候補」の研修は超重要です。
今ばかりの対応に追われている組織に未来はないと考えます。
中長期的に管理者を養成し、5年後10年後も理念や方針が
ぶれることなく存続できることを願いながら、参加運営しています。
但し、現在があるから未来があります。
今の自分たちの役割を認識し、できない理由より、できるためにはどうするのか?
真剣に自院について語る職員を見て安堵すると共に
責任の重さを自覚する時間でもあります。
常に現在と中長期的なビジョンを持ちながら
「日々を大切にしなければならないなー」とつくづく
思う一日でした。
次回は研修内容をご紹介しますね。

2014年8月18日月曜日

面接って

数多くの面接を行ってきて感じること。
面接の意味は多種多様である
それぞれ面接の目的が異なるから。
あくまでも、経験からの私見です。
「相手に何か助言しなければ・・・」
「相手に何か伝えて、動機付けしなければ・・・」と
構えて面接に臨む方は少なくないでしょう。
しかしながら、面接をする側、受ける側
『共に成長できる事』が面接の目的でもあり、意味の一つと考えます。
お互いに成長できる面接とは難しいですが
面接は相手を説得するものでなく、両者が納得して次に行動を起こせるような
面接が理想です。
「美辞麗句」を並べるよりは、双方にとって有意義な時間を共に
過ごせる内容にしたいですね。
難しいしやっかいですが、やりがいもあるのが面接ですね。
でも、気力・体力がないと、しんどいのが本音です。


2014年8月11日月曜日

報告・連絡・相談

先輩や上司の好きな言葉。
「報告・連絡・相談」は必ずしてね・・・。
でも、時々「報告・連絡・相談」
をごちゃごちゃにしていることありませんか?
聴いていて「これは、報告?相談?どっち?」
報告なら聴いてすむ事もある。
相談なら助言しなければならない。
相手が何を求めているのかによって
伝える方は的確に報告する。
相談なら報告のついでにするのではなく
相談ですがと一言加えてくれると
聴く方も的確に助言できる。
この「報告・連絡・相談」は一つひとつ意味合いが異なる。
だから、ひとくくりにするのではなく
報告の意味
連絡の意味
相談の意味を丁寧に伝えていかなければならないですね!
ポパイの好きなホウレンソウとは異なります。
分かる人はそれなりのベテランさんですね。

2014年8月4日月曜日

感動した一言

殺伐としたニュースが連日続く。
「生命」の大切さを考える日々のなか
そんな気持ちを払拭してくれた講師の一言。
『生まれてきた訳』
「私が生まれてきた訳は
              愛しいあなたに出会うため」
「私が生まれてきた訳は
              愛しいあなたを護るため」
愛しいあなたを守るため

今流に言うと、「愛」「慈しむ」なんて「笑っちゃう!」
なんて言う人多いかもしれませんね。
でも、大事な「愛しいあなた」は、時として「愛しい自分」かもしれません。
奥が深い講師の言葉に
生命と向き合うこの仕事は
本当にやりがいのある仕事です。
だから手抜きはできませんね!
しかし、連日暑いですね。
皆さん、ご自愛くださいませ・・・。



2014年7月28日月曜日

ざわちんナース

今時の「ざわちんものまねメーク」
ちょっとずれるけど、出勤すると『ざわちん』のように必ずマスク!
体調が悪いかと尋ねると、深い意味はない。
出勤から退社までマスクで通す。
ざわちんほど、目力はない。
多分、病院は汚染しているから「自分が大事・・・」としか思えない。
以前に述べた「顔は自分のもの、表情は相手のもの」です。
特に心身共に傷ついている患者さんにとって
ナースの表情はケアの一つです。
マスクで顔を覆い、暗い聞きにくい声で、「お加減はいかがですか」なんて
聴かれても余計具合が悪くなる気がします。
ざわちんほど目力に自信があれば別だが・・・・。
とにかく、表情は大切なケアの一つである。
相手を慈しむ眼差し、声かけなど。
「確かな技術や知識」よりよっぽど大切である。
『ざわちんもどきナース』は考えましょうね。

2014年7月21日月曜日

休む力

先日、「人事管理・労務管理」の講義をさせて頂いた。
もちろん自分も復習し、講義に備えた。
その中で、強く感じたこと。
看護管理者の「休む力」を付けないことには
人事・労務管理もあったもんじゃない。
管理者は自分がいなければと思うのは傲慢である。
現場は、思った以上に自律している。
管理者に気兼ねして「居ていただくと安心」
と言う言葉に気を良くして本当に現場に長居するのは迷惑である。
現場はむしろ「任せてください」なんです。
管理者や先輩と呼ばれるみんなに一言。
「部下や後輩を信じましょう!」
休む時には十分休んでください。
上司がメリハリつけるからこそ
部下や後輩が気兼ねなく休めるものです。
不在の時も安心して任せる部下を育成し、最終責任は自分で。
まず、「休む力」をつけませんか!
後輩を持つ貴方や部下を持つ貴方。
そんな、講義を6時間しました。きっとテキストにはありませんね。

2014年7月14日月曜日

ない・ない・ないの3ない

最近読んだ医療安全の某雑誌
感動と感心。
それは、インシデントの要因・背景を
3つに分けること。
起きた理由を「知らない」「できない」「やる気ない」のどれかに分ける。
どの「ない」によって、対策が変わるのです。
なんとなくスッキリ!
なにかあったら「皆で考えましょう!」「システムを見直しましょう」「手順を遵守しましょう」
画一的な対策には限界があります。
「やる気ない人」が皆で考えるはずがない。
「マニュアル知らない人」がマニュアル遵守できるはずがない。
「できない人」ができるはずがない。
この「3ない」を、あらゆる場面に当てはめ考えます。
その事象は「知らない・できない・やる気ない」
のどれなのか?
それによって対策がかわり、助言が変わります。
この頃の「マイブーム」は3つの「ない」です。