2011年9月19日月曜日

叱ると褒める

先週、今年度の看護学生の臨地実習が終了しました。学生さんの実習態度に感動し、指導看護師に感謝する気持ちでいっぱいになりました。学生さんからたくさんの反省があがりました。とても真摯で誠実で真面目なんでしょうきっと。そこで感じたことを述べました。「できなかったことを振り返ることも大切です。しかし、できたことを振り返ることはもっと大切ではないか」と述べました。励ましで言ったわけではありません。人はできない自分を責める必要はありません。できなかった理由を考えて、できるよう努力することが幸せなんですよ・・・。指導者はあれもできなかった、これもできなかったと反省しきりかもしれません。完ぺきはありませんよ、指導者は相手を信じて見守り、ある時は愛情をもって叱ると良いかも。叱るは褒めると同様、相手を認めなければできません。期待しているから叱り、成長してもらいたいから注意するのです。時々理不尽に怒っている先輩がいます。何を指導したいのかさっぱり分かりません。感情のコントロールがつかない自分がいたらどうか心と体の休暇をとってください。良い仕事はできません。叱ると褒めるは「個育て」には大切です。心地よい緊張感の中で人は成長するものかもしれません。愛情もって先輩は叱ってください。「働きやすい職場より、働きがいのある職場」が重要です。最近、叱ることが苦手な大人が増えています。相手を信じて叱ってください。きっと、叱られることを期待している相手がいるかも。叱るときに叱らなければ相手を無視している同様に失礼です。そして、叱られないことを良いことに退場しないで場内乱闘している人が多い世の中です。叱ると褒めるのバランスをとりたいですね本当に・・・・・・。「叱られなくなったなー」と思われる方は成長ストップの危険信号か頑張っているかのどちらかでしょうね。さて、どちらでしょう・・・・。