2011年11月21日月曜日

事実を見極める

以前にブレルことを呟きました。人は迷いの中にあるものです。だからブレても仕方ありません。でも組織の中の立ち位置により震度が変わるのです。影響力が変わります。「は揺れるものです。揺れれば、文(文化)が揺れます。そして、組織が揺れる」と私は思います。ここで言うは組織にとって大きな立場にある人ならなおさらです。自分がブレないために心掛けていることは、「事実を見極める力」だと信じています。でも、事実とはまことに厄介なものです。事実には、「報告された事実」「表面的な事実」「仮定的事実」「希望的事実」などさまざまであると言われています。でも、これらはどれも『中途半端な事実』です。この事実は都合の良いほうに解釈しがちです。だからこそ、数値だけの事実は真実なのか、本当の根拠となるのか考えます。本当の事実は、数値の裏に隠れているかもしれません。可視化することと数値化すことは異なると思います。数字を追いかけるあまり、真実や事実を見極められていないのでは?といつも自分に言い聞かせます。正しく見極める努力を怠ってはいけません。なぜなら、思い込みは、間違った場所に連れて行ってしまうから・・・・と東レの佐々木氏は論じています。『五里霧中、暗中模索』の私は時々反省しきりです。