2014年9月22日月曜日

身体拘束を考える

身体拘束の患者を看守る家族の体験
「治療を優先するための身体拘束」
頭で理解しているが
拘束されている大切な家族を目の当たりにして
今でもフラッシュバックする。
「あれで善かったのか?最善だったろうか?」
辛い体験なので多くは語れませんが・・・。
「治療を優先するための身体拘束は・・・」
家族にとって永遠に「心身拘束」となることを!
私たち医療従事者は考えるべきである。
患者、家族にとって“身体拘束”=“心身拘束”である。
慎重に身体拘束、身体抑制を選択するのがプロかもしれません。
なぜなら、身体よりも心身を拘束するからだと考えます。
家族の心の傷は医療従事者が考える以上に
一生、罪悪感で拘束されるからです。