2014年6月30日月曜日

意志決定の秘訣

「事件は現場で起きている」
そんな言葉がピッタシの出来事ばかり。
そんな時、思い出す言葉。
「決定は必要か?」
「意志決定は本当に必要か」を自問してみる。
なぜかというと
何も行わないという代替案は常に存在するからだ。
「絶対、不要な決定を行ってはならない」と師匠に教わっている。
何もしなくても問題は起こらない状況の中
いつもいつも事を大きくしがちの管理者に遭遇する。
ドラッカーいわく
「何もしなくても問題は起こらないという状況」なら
「何もしないと何が起こるのか」という問いに対して
「何も起こらない」が答えであるならば、手をつけてはならない。
100万分の1を気にするより
状況は気になるが、切実ではなく
さしたる問題が起こりそうもないというときは
問題に手をつけてはならない。
そんな言葉が頭をよぎるとき
大騒ぎする管理者自身がリスクかもしれないなー
なんて感じる今日この頃です。
「意志決定は、必要か」いつも自問自答です。



2014年6月23日月曜日

プロフェッショナルの条件

何か迷いが生じたとき、いつも読み返す
ドラッカー。
今回、「リーダーシップの本質」とは何か?
とかく、リーダーシップとはカリスマ性に依存している。
真のリーダーシップとは?なんぞや・・・・。
リーダーシップの本質は、カリスマ性でも資質でもない。
効果的なリーダーシップの基礎は、組織の使命を考え抜き
それを目に見えるように形で明確に定義し
確立すること。
リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、それを維持する者である。
そして、妥協することもある。
この言葉を読み返すたびに、「俺がマニュアル」という
リーダーが頭をよぎる。
リーダーは、地位や特権でなく責任をとるものである。
優れたリーダーは常に厳しい。
事がうまくいかないとき、その失敗を人のせいにしないのがリーダーである。
恩師に頂いた、「はじめて読むドラッカー」自己実現編。
『プロフェッショナルの条件』
師匠が言いたいことは何なのか?
今一度読みかえそーと!難しいばかりです。

2014年6月16日月曜日

次世代管理者研修

本日から当院では、4回シリーズの「次世代管理者研修」
が始まりました。
次世代の人たちが力をつけ、現場力が上がれば
組織にとって何よりである。
未来を担うべき優秀な人材(人財)に投資できる組織は
きっと明日があると信じている。
医師を交えたグループディスカッションは活発で
やっぱり医師が入ると引き締まる。
かつ、身近な存在となる。
「組織とは」「自施設の存在価値とは」「課題とは」「解決するためにできること」
沢山のディスカッションを通して、この病院の管理者で幸せだなーなんて思った。
自分の子供年代の職員のしっかりしていること。
私自身の宝物は、「他院に自慢できる、一生懸命の職員である」
いつも、一生懸命そしてひたむきに
そんな職員と働ける自分は限りなく幸せ者である。
そして、あらためて自分にできることはなにか?
自問自答
残り3回。
明日からの楽しみがまた一つ増えました。
最後まで皆で楽しみましょう!

2014年6月9日月曜日

報告

「報告・連絡・相談」
とても大切です。でも、何でも報告すればいいわけではない。
いつも、いつも皆に言います。「質の良い報告をするように!」
少なくも管理者は伝書鳩ではない。
言われたままをそのまま報告する管理者がいる。
そんな時ふと思い出す、佐々木氏の言葉。
「何か仕事に取りかかるときに重要なことは、事実をきとんと把握しておくこと
事実の確認が不十分なら、すべての仕事がムダに終わってしまう」
この言葉を常に心がけている。
「事実」を見極める。本当にそれが「事実」か一度はゆすってみる。
「事実」をゆすってみると、たいていの場合、「事実」ではない。
佐々木氏のこの言葉。納得である。
事実を見極める力、そして管理者は、「事実を伝える力」
事実を把握しなければ、対策は無駄に終わる。
そして、心がけている二つめ。
「双方聴いてさたする事、一方聴いてさたしません」
篤姫の婆やの言葉です。
篤姫の婆やになりたいぐらいです。
報告を見極める力。
管理者の必要な力。いいえ、全ての人に必要かもしれませんね!

2014年6月2日月曜日

勘違い

面接する機会が多く夕方になるとドット疲れる日がある。
もちろん、役割として面接し傾聴して、何か決心して帰ってくれれば・・・。
中々全員がそうはいかないものです。
ただひたすらに、過ちは他人のせい。全て自分は正しい!
そんな人は少なくない。
そんな時ふと思う。
色々な考えがあり、色々な想いがあるのは当たり前。
但し、ここは病院なので少なくも自分本位は困ります。
行動の理由が全て自分本位でなく、患者・家族本位であって欲しいし
過ちの理由を他人に押しつけることなく、自分を顧みることが先決。
面接は自分自身を振り返る良い機会であると共に
色々な人がいたり、色々な生き方があるんだな!
なんて感心して聞き入ってしまう。
そして、日々反省することばかり。
しかし、一番やっかいなのは「自己顕示欲が強く、勘違いな方」
自分自身気をつけようと決心するばかりである。