2016年4月25日月曜日

原点回帰

昨年から依頼されていたセミナー講師
力不足の私には無理とお断りしていましたが・・・。
決心して昨日から全国5ケ所お話しすることにしました。
タイトルは「やる気ある人財づくり、へこたれない部署づくり」
昨日は札幌でお話しさせていただきました。
受講生の方々が、本当に熱心に聞いて下さり、感謝・感謝です。
帰り際に、「有難うございました」「元気が出ました」
なんて言ってくださり、こちらこそ元気が出ました。
力不足の私が講師を決心したきっかけは・・・・
1.「看護管理者」として、自分の行ってきた20年近い「看護管理」を評価・検証したくなったこと。
2.生涯成長するべきと言っている自分自身が、最近成長していないこと。
3.あちこちでの講義を通して、「看護管理者」自身が元気がないこと。
  少しでも元気が出るように何かしたかったこと。
つまり、自分自身の看護管理の原点に振り返ること。
そして、全国の看護管理者の方々とふれあい、何か感じたかった。
不在の間、部長代行を担ってくれる方々に本当に感謝・感謝です。
院外の沢山の管理者に触れ合うことで何か見いだせるかもしれません。
始まったばかりで、不安ばかりですが引き受けた以上、一生懸命お話しさせていただきます。
週末は大阪です。



2016年4月17日日曜日

強みと弱み

人は完全ではなく、完璧な人はいない!
自分で完璧と思っている人は多いかもしれませんが・・・。
そしてよく聞く言葉。
「強みを強め、弱みを強みに変える努力をすること」
「無理です。そんなこと!」なんて思うのは私だけですか?
長所・短所あって特性。その人の特性です。
強みを伸ばし、弱みは弱みでいいじゃないですか!それが個性です。
いつもいつも背伸びして、前のめりな頑張りは長続きしません。
長所・短所・強み・弱み全てひっくるめて、自分自身、あなた自身です。
組織も同じ生き物です。
組織の弱みは弱み。強みは強み。
背伸びし過ぎて、使命を忘れないようにすることが大切!
長所・短所を含めた特徴は、時として優れた長所を意味する特長になるでしょう!
弱みを強める努力することも大切ですが、無理は禁物ですね。
時として、何が大切か考えて行動することが最も大切かもしれませんね。

2016年4月11日月曜日

サービスを考える

サービスとは「値引き」「おまけ」いろいろな意味を持つ。
しかし、看護サービスのサービスとは
「ためおきがきかない」
「生産と消費の同時性」
「見えないもの」
などなど「値引き」と違った意味合いで語られる。
そして何よりも相手との「信頼」がなければ成立しない。
確かな知識と技術はもちろんのこと。
製品を売ることも、看護サービスを提供することも
信頼を売ることであり、信頼を提供することである。
相手からの信頼を得ることは
口で言うほど簡単なことではない。s
目に見えない信頼を得るために
いつも、いつも最善を尽くし、最良なサービスを提供すること。
努力を惜しまないこと。
新人さんは焦ることなく、一歩一歩着実に身に付けていこう!
目に見えない良質なサービスを!




2016年4月3日日曜日

足し算思考・引き算思考

日々おこるインシデント!
対策を真剣に考える。
しかしながら、いつもこう思う。
「実行可能な対策か?対策がリスクの要因では?」
真剣に一生懸考えている。でも何か違う、この違和感!
結果、「物事には、足し算・引き算がある」
対策は、「足し算よりもひき算」であるべきだ。
なぜならば、物事は足し算で複雑にするよりも
引き算でシンプルに考えるほうが効果的な場合が多い。
チェックリストのチェックリストを作るような対策より
チェックリストを止めてしまう発想はどうでしょうか!
確認の確認を行うより
1回の確認で済むような対策を考えませんか?
確認しないような仕組みを作りませんか?
スタッフの特性をみていると
「足し算」が好きなナース、「引き算」が好きなナース
足し算で考えるより、引き算で考えられる思考づくりを始めませんか!
結構大変ですよ!大切なものだけ残す引き算は!