2012年2月27日月曜日

医療者の自己満足

3年前から患者の家族として体験した出来事をチョコットだけ呟きます。時々耳にする言葉。「患者、家族に寄り添った医療や看護」「家族の受け入れが悪くて、患者が帰れない。可哀想・・・。」知っていますか?貴方にとって、寄り添うって何?可哀想って誰が?。こんな言葉を聴くたびに、自己満足や独りよがりの押し付け医療はしてはならないと、心の声が呟いてしまう。本当にその人を大事に思うなら、大切にすることは、「良い距離感である」。本当に大切に思うなら、近づきすぎてはいけない。近づきすぎると見えるものも、見えないのである。いつもどっぷり自分に酔ってしまう人を見るたびに、自己陶酔型の押し付けは、いい加減に止めませんか!なんて思ってしまう。力の入りすぎている、医療や看護は、私達が思っている以上に相手を苦しめているのかもしれない。ほどほどに、そこそこに。何事もバランスですね!社会では!

2012年2月20日月曜日

マイナス思考は大事かも!

プラス思考は組織にとって必要不可欠なものと言われている。しかし、プラス思考ばかりでは「行け行けドンドン型」となり、つっぱしりがちとなる。そこで、大事になるのがマイナス思考の「慎重さ」である。以前に学んだこの考えを私は大事にしている。ポジティブでプラス思考はチャンスを開き、拡大してくれる。脅威と思えることをプラス思考でチャンスに転換できると、そのチャンスは独り占めにできるとも言われている。確かにマイナス思考ばかりではチャンスの機会も逃しがちである。そして、マイナス思考ばかりの人といると、自分まで息苦しくなる。では、このマイナス思考を活かす方法は?酸欠にならない程度のマイナス思考は何?それは・・・・・。マイナス思考は、「リスクマネジメントになる」この考えである。プラス思考がアクセルなら、マイナス思考はブレーキである。アクセルとブレーキの両方を利かせながら目的地まで辿り着くことが大切なことである。マイナス思考で悩んでいる方がいたら、それは短所でなく長所かもしれない。大事なことはバランスである。プラス思考とマイナス思考、両方持ち合わせていると素敵かもしれない!でもやっぱり、自分の周りはやたらプラス思考の人ばかりかな・・・・・。過ぎたるは及ばざるが如しだもの、気をつけよう!

2012年2月13日月曜日

想定外を想定内に!

自身の口癖。「想定外を想定内に!」「準備しておくと慌てない、ぶれない」。しかしながら、実践はかなり困難である。体験しないことを創造(想像)し、準備しておくことは難しいことである。そこで大好きな一言。「温故知新」。古きをたずねて新しきを知るのである。想定外の出来事は概ね過去に体験していることが多い。場当たり的な解決ばかりしていると、出来事の解決に追われ知識となっていない。いつも初めて起こった出来事のように大騒ぎしがち。自分のレディネス力を磨き、いつでも想定内の出来事として対応したいものである。古きを知ることに努力を惜しまない人こそ新しき人なのかもしれない。想定外は、たいがい想定内の出来事なのである。その人の力量は周りの人(先人も含め)に耳を傾ける力なのかもしれない。いつも想定外を想定内に予測することがマネジメントかもしれない・・・・。

2012年2月6日月曜日

権限の委譲

最近、感情優位の管理者に悩まされている今日この頃。こんな時は大好きなドラッカーの言葉に触れたくてペラペラと本を捲る。なぜ、彼や彼女達はイライラとしているのか?会議のたびにマイナス発言。どのように解決しようかな?本を捲るうちに、ヒントがきらり!権限委譲は、「自分の権限を部下に委譲するもの」ではなく、「部下が本来決定すべきことを部下に決定させるもの」である。しかし、イライラ上司(先輩)は、部下(後輩)に任せるべき仕事を抱えると、自分で仕事を抱えすぎ、本来やるべき仕事ができなくなってしまう。結果、忙しいだけで成果が上がっていない。そして、そのような上司(先輩)のもとで部下(後輩)も、「計画と実行は一つの仕事の二つの側面」であるのに、実行の面しか与えられないため成長の機会を奪われ、責任ある仕事にならない。これだ!!!イライラさんに一言。「自分本来の仕事をするために、部下(後輩)にできる仕事は部下にやらせるもの」と言われています。できる人は、そんなにバタバタしていないですもの。それは、時間と人のマネジメントが上手いからです。仕事は、スマートにタイトに、スタイリッシュにできるとお洒落かな・・・・・。理想は遠く、現実は厳しいけど・・・・・・。権限とは「人」につくものでなく、「仕事」につくものなのかも?まだまだ修行が足りない。分からないことだらけの毎日です。