2014年11月17日月曜日

プロフェッショナルの条件

P.F.ドラッカー、プロフェッショナルの条件;いかに成果をあげ、成長するか
師匠に頂いた書籍。
今一度読み返す。
度重なる、インシデント。モグラたたき状態の対策。
実践不可能な対策に呆れてしまう毎日。
当事者は一生懸命考える。
夜勤明けでも、対策を考え入力するインシデントレポート。
どのような効果を期待して書かせているのだろうか?
少しでも早く帰してあげたい、夜勤者。
そんな時思い出す、ドラッカー。
「正しい意志決定の秘訣」
『成果をあげるためには、意志決定を多くしてはならない。
重要な意志決定に集中する必要がある。
個々の問題ではなく、根本的なことについて考えなければならない。
問題の根本をよく理解して決定しなければならない。不変のものを見なければならない。
したがって、決定の早さを重視してはならない。あまりに多くを操ることは、
かえって思考の不十分さを表す』
この一節を思い出すたびに
医療安全の成果はどこにあるのか?
成長しているのか?疑問を抱く。
間違っても、レポートを出すことが目的でないだろう?
と考えてしまう毎日です。
医療安全の成果を今一度考えなければ。
誰にとっての医療安全なのか?
奥が深い!