2013年7月29日月曜日

管理者になるということ

数日前,県外で看護管理者に講義する機会を
頂き、3時間喋ってきました。
受講者の方のまとめレポートを
拝見させていただき、この言葉が印象深かったんだ!
あらためて、今後も語っていこうと思いました。

管理者の公式化
①権限+能力-行動=無力な管理者
②権限+行動-能力=無能な管理者
③行動+能力-権限=不当な管理者
④権限+能力+行動=力のある管理者
このパワーの3要素(権限・能力・行動)を
認識し管理者は覚悟を持つこと。(看護管理者学習テキスト 第1巻)

この公式を語るたびに、自分はどうだろうと振り返る。
現場では、「言った言わない」のレベルの会話に付き合い
疲れる毎日です。

そんな時、尊敬するかたの言葉を思い出す。
「出された椅子には座りなさい」
それが管理者だから・・・。それが覚悟だから。

覚悟が足りない自分に反省、反省。


2013年7月22日月曜日

真のヒーロー

真のヒーロー
リーダーシップを語るとき大好きな書籍がある。
「静かなリーダーシップ:ジョゼフ・L・バダラッコ」
声高に色々語るヒーロー。
リーダーシップは、あたかも人に影響ある人と語る人が多い。
でも、この静かなリーダーシップを読むと
「現実主義者」である静かなリーダーシップが重要であると考える。
特に、集合研修で「リーダーシップ研修」の企画書を見るたびに
リーダーシップを語ることより、静かなるリーダーシップを
学ぶ必要を感じる。
なぜなら、最も実践的なリーダーは大衆のヒーローではない。
真のヒーローは
忍耐強く慎重で、一歩一歩行動する人
犠牲を出さずに、自分の組織、周りの人々、自分にとって
正しいと思われることを、目立たずに実践する人だから。
だからこそ、静かに粛々と物事を運ぶ人に
魅力を感じる。
そして、自分もなりたいと思う。
多くを語らない人に魅力を感じる
「静かなるリーダーシップ」
多くを語る前にまず実践力かもしれません。
反省の毎日です。

2013年7月15日月曜日

寄り添う気持ち

患者に寄り添い、患者の気持ちになりケアしたい
この「患者に寄り添い」の意味。
時々感じる、独りよがりの自己満足なケア
例えば、良かれと思って、たくさんの情報を患者に与える
ただし、自己満足に過ぎないことも多い。
痛みを抑えて看護師の説明を聞こうとする
その姿をみて、看護師は何を感じ、誰のための説明か??
「患者に寄り添い」の言葉を考える前に
今行っているケアが
患者のためになっているか?
害になっていないだろうか?
考えてケアすることが大切である
いつも、いつも「ケアの質と量を考えて提供すること」
独りよがりの「患者に寄り添う」の言葉を
今一度振り返ることが必要と感じる此の頃です。
一生懸命は大切ですが、
独りよがりではまずいかも知れません。


2013年7月8日月曜日

思いやりの押し売り

思いやりは、相手を思いやる気持ち
しかしながら、その気持ちは相手にとって
どうなのかは関係ない。
だから時々思いやりの押し売りは
『相手を苦しめる』だけかも知れない。
と思う場面に遭遇する。
そんな時、うわべだけの思いやりは
人材育成では、「自律の妨げ」になるときも
少なくない。
思いやる気持ちは、同情と異なる
「50過ぎると自分の顔になるよ」と
先輩に言われた。
確かに!50過ぎて、他人に可哀想、可哀想と
連呼している人の顔を見ると、思いやりと言うより
やさしい自分に酔っている。
梅雨明けで、ビールに酔っているのはいつもの私で
「思いやりの押し売りに自分で酔っている人」
をみて、酔いがさめる気分になるのも
私自身である。

2013年7月1日月曜日

夢を語る

先日、ボーっとテレビを見ていたら
ある一流選手が言っていました。
「私は夢を語っていません、目標を語っています。だから、絶対かなえます。夢ではないですから」
そんな毅然とした言い方が実にかっこよかった。
まだ、10代の若者だった。
若い人達をまとめて「夢が無い」と言う評論家は間違いだ。
夢=目標=実行です。

此の頃感動した、夢についての名言

「夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」吉田松陰

夢を語れない人は、成功なし。
そして、行動しない人は夢を実現できない。
夢は憧れの理想でなく、、実現するものであり、厳しいものかも知れませんね。