2015年8月2日日曜日

“良い人”と“いい人”

最近あまり見ない「便利屋上司」
現場のスタッフが「大変」と呟くだけで
「何でも言って!手伝うよ」
部下にとって、とっても便利。
こんな上司を「便利屋上司」と思ってしまう。
困ったときこそ、知恵を出し、協力し合い成長するものです。
本当に緊急性が高く、重大事の場合は、上司は臨機応変に対応します。
上司にとって大切なことは、部下の“SOS”の質を見抜く力かもしれません。
「大変」の意味を考え、時として部下を信頼して任せることも重要です。
「大変」と聴くたびに反応し、「よしきた」とばかりに駆けつける。
部下の成長の機会を奪ってまで、「良い人になりたがる上司」
そんな上司は、「良い人」ではなく、「どうでもいい人」になってしまうかもしれません。
「良い人」は誰にとって「いい人」なのか。
手伝うのではなく、成長できるよう導くことが上司の役目と考えます。
「見守り、信頼する」「信頼したなら信頼し続ける」
そんな上司の下で、部下は成長するのかもしれません。
気が短い私自身が気をつけなければ・・・。