2014年1月20日月曜日

地域連携

最近、地域連携室を設置する病院が大変多くなりました。
ただし、ちょっと不思議なことは「地域連携室を通すことが地域連携」
と考えている人が多いこと。
そして、連携室を通せば地域連携を行っていると自己満足!
真の地域連携は「顔と顔が見える関係」「尊敬と信頼を築いていく関係」
をもって地域連携が成り立つのではないでしょうか。
「地域連携室を作れば連携が進むなどというのは本末転倒」の議論だと
言われています。
地域との地道な連携活動の積み重ねの上に連携は成り立つのです。
地域医療、地域の病院、やたら「地域、地域」と言われていますが
「地域の真の意味」は何なのか
そして、地域医療の担い手とは何をするべき人なのか
とっても難しいことですね。
考えると頭が痛くなります。
ただ大切なことは一つ。
「誰のために行うのか」だけはぶれたくないですね。