2011年8月8日月曜日

8・2の法則

先日の研修で学んだ組織の法則。『組織では、2割の有能な職員が8割の成果を上げ、残りの8割の職員が2割の成果を上げる』と言われているそうです。本当にそうなのか否か。では、成果を上げない職員はいないのか?2割の職員だけを大事にすればもっと成果を期待できるのか?きっと、自分は2割の職員であると認めて欲しい人が大半であると思う。でも良く考えると、もともと組織は複数の人びとが「共通の目的」とその目的に向かって「協働する意思」と、そのプロセスを支える「コミュニケーション」が必要といわれている。この複数の人びと同士コミュニケーションを良くとり、生き生きと仕事ができる働き甲斐のある職場環境を互いで整え、10割の職員が一丸となり、共通の目的に向かえれば、こんな幸せはない。でもなかなかうまくいかないのが現実である。研修では組織とは?を振り返る良い機会になった。ネガティブな発言こそ組織を浄化するチャンスはある。希望が潜んでいる。人びとは、「愚痴を言う権利もあるけれど、希望を語る義務もある」とも言われている。もっともっとネガティブな発言に心を寄せなければならない・・・。でも試練です。なぜなら、愚痴を言っている人と対面していると幸せが遠くに行ってしまうような錯覚になってしまうもの。愚痴から希望に替えるためにはどうしたらよいものか?日々努力です。