2011年11月28日月曜日

点と線 線と面 パートⅡ

以前に点と線、線と面と呟きました。点で物事を考えると目先のことばかりで、自分を見失うばかり。では、線で物事を考えると繋げるばかり。では、面で考えるとどうなるのか??この頃、組織の中で常に場内乱闘している管理職がいる。やりたい放題、勝手気まま。本当に嫌気がさしてしまう。腹が立つのを通り越して、この方の幸せは何かな?・・・・なんて、気の毒にさえ思う。点で解決することは簡単である。しかし、線に繋げ、面として多角的に考えると複雑である。人は育てられたようにしか育たないのである。反面教師も確かに育成モデルかもしれない。当選した、ある市長が言っていました。独裁が重要だと。でも違っていません?独裁と独断は違うのです。強いリーダーシップは憧れです。でも、部下の成長を喜び、権限を委譲して、最後の責任を取る勇気を持てる人が、私の理想の上司です。権限を握り締めた拳を緩めてください。独裁は良くありません!権限を譲って下さい。任せることで人は成長するのです。点の上司と。面の上司。自分はどんな上司かな・・・。東京都に対抗する大阪都。家康vs秀吉みたいでちょっとしたセンセーショナル。民にそむいた職員はリストラなのか?新市長は心市長・真市長・信市長になれるのか?理想のリーダーになれるのか楽しみです。

2011年11月21日月曜日

事実を見極める

以前にブレルことを呟きました。人は迷いの中にあるものです。だからブレても仕方ありません。でも組織の中の立ち位置により震度が変わるのです。影響力が変わります。「は揺れるものです。揺れれば、文(文化)が揺れます。そして、組織が揺れる」と私は思います。ここで言うは組織にとって大きな立場にある人ならなおさらです。自分がブレないために心掛けていることは、「事実を見極める力」だと信じています。でも、事実とはまことに厄介なものです。事実には、「報告された事実」「表面的な事実」「仮定的事実」「希望的事実」などさまざまであると言われています。でも、これらはどれも『中途半端な事実』です。この事実は都合の良いほうに解釈しがちです。だからこそ、数値だけの事実は真実なのか、本当の根拠となるのか考えます。本当の事実は、数値の裏に隠れているかもしれません。可視化することと数値化すことは異なると思います。数字を追いかけるあまり、真実や事実を見極められていないのでは?といつも自分に言い聞かせます。正しく見極める努力を怠ってはいけません。なぜなら、思い込みは、間違った場所に連れて行ってしまうから・・・・と東レの佐々木氏は論じています。『五里霧中、暗中模索』の私は時々反省しきりです。

2011年11月14日月曜日

欲を磨くと何になる?

心に残った一言、「欲が磨かれて志になる」 欲と言うと、何となく良い響きでないのは事実である。しかしながら、無欲の人を相手に仕事することは、私にとって苦痛のなにものでもない。懸命さが伝わってこないのである。良い仕事をしたい!認めて貰いたい!何でもいいから欲のある人にはパワーがある。欲が深く、自己中心的な欲ばかりでも困るけど、無欲、無関心よりはましかもしれない。欲をもたなければ平和な人生かもしれない。穏やかな人生を過ごせるかもしれない。しかし、東レの佐々木氏が述べている「欲が磨かれて志になる」この一言は納得である。磨き方は当然個々異なるでしょう。磨くべき欲をもって貰いたい。皆で欲をもち磨き、輝くような志をもってもらいたい。溢れるような可能性を秘めている貴方達に!是非、是非!

2011年11月7日月曜日

100-1=0

100-1=99である。しかし、以前学んだ接遇研修で、「100-1=0ですよ!だからひとり一人が大事な一人。そして、責任は重いのです」と学んだ。まさに今日そんな場面に遭遇した。某行政機関での出来事。「上司のあんたがしっかりしないから、部下がこのざま」だと怒鳴り声の男性。振り向いてみると、先日とても不快な思いをした女性に対し、怒りの抗議。「やっぱり、また怒らせているんだ・・・・」でも、ちょっと可哀想。周りの男性が見てみぬふり。上司らしき人も見てみぬ振り。呆れて呆れてただ呆れるばかり。「僕が上司です。どうされました?」と救いの手もない、言葉もない。可哀想に、場所をかえる助言すらしない上司に、「こんな上司にならないよう気をつけよう!」反面教師と強く想った。100-1=99!でも1の重みは実に重い。1の存在で帳消しになる時もある。でもそれより大事なことは、1の存在以上に上司の在り方が問われるのである。見てみぬ上司を部下は見ているのである。そして通りがかりの私も見ていたのです。きっと怒鳴り声の男性は、奥に座っている上司を待っていたのでしょうね、きっと。1の重みはそれぞれ違うのです。上司の貴方が出てくればフロアー中の重い雰囲気は変わったでしょう。そして、怒鳴り声の男性も何とかなったかな?今日の貴方は100-1=0以下です。だってそれが職責でしょう。そして、責任者でしょう!貴方は・・・。