2017年11月13日月曜日

なんか変!

繰り返されるインシデントの発生に「なんか変!」と感じる毎日。
「この何か変!」という気持ちはとても大事だと思う。
先日、「管理と倫理のはざまで」という勝原裕美子先生の講義の中で
「なんか変」⇒「まあいいか」ではなく
「やっぱり変」⇒「確かめてみよう」と『倫理的に?と思う事象(倫理的課題)
を明らかにすることをためらわないことが大切です』と話されました。
インシデントの報告と対策で「なんか変」と思いながら「まあいいか」と考えていた自分。
やっぱりだめですね。
「やっぱり変」と考え、明らかにしなければならない。
そこで、とりあえず考える。
今のインシデントの報告と対策では「看護が見えない」
マニュアルの遵守やマニュアルの整備ばかりに、ちょっと「ため息」
患者さんの個別的な背景や看護計画がちっとも見えない。
やはり看護が見えない対策は「やっぱり変」
転倒・転落再発防止策も大切ですが
転んだ患者さんの気持ちはどうだったんだろう?
その気持ちや苦しさに寄り添えない対策は無意味ではないが
寂しい気持ちになる。
私たちは常に看護の視点で物事を考えるから
専門職であるかもしれない。
私たちは、何を大事に仕事をしているのだろか?
「やっぱり変」を大切に!次に行動しますかね。