2014年7月28日月曜日

ざわちんナース

今時の「ざわちんものまねメーク」
ちょっとずれるけど、出勤すると『ざわちん』のように必ずマスク!
体調が悪いかと尋ねると、深い意味はない。
出勤から退社までマスクで通す。
ざわちんほど、目力はない。
多分、病院は汚染しているから「自分が大事・・・」としか思えない。
以前に述べた「顔は自分のもの、表情は相手のもの」です。
特に心身共に傷ついている患者さんにとって
ナースの表情はケアの一つです。
マスクで顔を覆い、暗い聞きにくい声で、「お加減はいかがですか」なんて
聴かれても余計具合が悪くなる気がします。
ざわちんほど目力に自信があれば別だが・・・・。
とにかく、表情は大切なケアの一つである。
相手を慈しむ眼差し、声かけなど。
「確かな技術や知識」よりよっぽど大切である。
『ざわちんもどきナース』は考えましょうね。

2014年7月21日月曜日

休む力

先日、「人事管理・労務管理」の講義をさせて頂いた。
もちろん自分も復習し、講義に備えた。
その中で、強く感じたこと。
看護管理者の「休む力」を付けないことには
人事・労務管理もあったもんじゃない。
管理者は自分がいなければと思うのは傲慢である。
現場は、思った以上に自律している。
管理者に気兼ねして「居ていただくと安心」
と言う言葉に気を良くして本当に現場に長居するのは迷惑である。
現場はむしろ「任せてください」なんです。
管理者や先輩と呼ばれるみんなに一言。
「部下や後輩を信じましょう!」
休む時には十分休んでください。
上司がメリハリつけるからこそ
部下や後輩が気兼ねなく休めるものです。
不在の時も安心して任せる部下を育成し、最終責任は自分で。
まず、「休む力」をつけませんか!
後輩を持つ貴方や部下を持つ貴方。
そんな、講義を6時間しました。きっとテキストにはありませんね。

2014年7月14日月曜日

ない・ない・ないの3ない

最近読んだ医療安全の某雑誌
感動と感心。
それは、インシデントの要因・背景を
3つに分けること。
起きた理由を「知らない」「できない」「やる気ない」のどれかに分ける。
どの「ない」によって、対策が変わるのです。
なんとなくスッキリ!
なにかあったら「皆で考えましょう!」「システムを見直しましょう」「手順を遵守しましょう」
画一的な対策には限界があります。
「やる気ない人」が皆で考えるはずがない。
「マニュアル知らない人」がマニュアル遵守できるはずがない。
「できない人」ができるはずがない。
この「3ない」を、あらゆる場面に当てはめ考えます。
その事象は「知らない・できない・やる気ない」
のどれなのか?
それによって対策がかわり、助言が変わります。
この頃の「マイブーム」は3つの「ない」です。


2014年7月7日月曜日

K・Y管理者

K・Yはイニシャルではないですよ!
「あの人、K・Yだよね・・・」なんて聴きませんか?
でも、管理者なら「K・Y・F」を身につけて欲しい。
この「K・Y・F」の意味は
「空気読めないふり」です。
「本物の空気読めない管理者はちょっと・・・・」ですが
「空気読めないふり」の管理者はたいしたもんです。
「部下が大変そうだからあれもこれも手を出し、口も出す」
こんな人のいい近所のおばちゃん上司の部下は可哀想です。
近所の婦人会ではありがたい存在です。
でも、人育てや次世代の管理者を育成する立場の人は
婦人会のおばちゃんでは困ります。
ある時は「空気読めないふり。K・Y・F」「冷たい上司」に徹する事です!
困難な場面こそ人を育てる機会です。
こんな場面を奪い取る上司こそ「真の空気読めないK・Y管理者」です。
しかし、空気は読むものではないはず。
空気は吸うものである・・・。と思う自分自身がK・Yです。