2017年11月20日月曜日

正論づくし

この頃、読んだ本に「正論は人を傷つける」なんて書いてありました。
正論は正しいので間違っていません。但し、使い方を誤ると人を傷つける道具にもなります。
正論ばかりの正論づくしは「蟹づくし」「松茸づくし」と違ってうれしくありません。
なぜなら、正論は強く、反論できません。当たり前ですが正しいです。
でも、でも、相手に合わせること(媚びるとは違いますが)、タイミングを考えることは
大切と考えます。
言っている内容は正しいです。でも、今言うこと?なんて思うことも多々。
相手を押さえつけるような言い方の正論はただの攻撃とも言われています。
そして何よりも相手を慮る気持での対話を考えると、言い方を考えることも大切かも。
そして、何よりも大切なことは「相手をやり込めること」ではなく、反論できる緩みも大切。
言葉は言霊です。時として「救いの言葉」にもなれば「凶器」にもなるのが言葉です。
正論は間違っていませんが、大事にしたいことは「思いやり」と「誰が正しいのかより、何が正しいのか」を相手にあわせながら伝えることも重要です。
自分自身も気をつけようーと。
とにかく今は「正論づくし」より「蟹づくし」
蟹でも食べに行きましょう!