2012年9月24日月曜日

いい加減の勧め

いい加減といいかげん(良い加減)。此の頃感じる、独りよがりな完ぺき主義。自己完璧であるために無理をした、つま先歩きの不安定な歩み。誰のための完璧か?「患者・家族のため」と声高にいつも頑張る。そんな姿を見ていて、相手のために行う完璧はたいがい自分のための完璧、そして自己満足。いい加減はよい加減でもある。何もかも完璧と思い込むほど綻んでくるものです。不要な考えは捨て、必要な考えをその都度熟考していく。余計な考えを捨てれば代わりのパワーが入る。完璧であることは大切かもしれない。しかし、完璧は誰のために行うのか・・・・。いい加減はよい加減でもある。物事をもう少し単純に、そしてタイトに考えること。そして何よりも不要な物(考え)を捨て、必要な物(考え)をその都度手に入れる。これが次の気を動かすパワーになると言われているから。完璧を目指すより、いい加減を是非大事にしたいものです。但し、いい加減はよい加減でなければね。

2012年9月17日月曜日

人事

人事はひとごと。よく聴く言葉。次年度に向けての人事。けして他人事ではない。もともと組織は繁栄、衰退、凍結、解凍を繰り返すと以前に学んだ。自分の組織はどこに居るのだろうか?そして、どこに向かっているのだろうか?此の頃考えることが多い。誰もが感じるジレンマ。組織に身を置くひとなら誰もが思う。平成24年度も中間地点で折り返し。次年度に向けての人事は組織にとって明暗を分けると考える。管理職は無邪気であってはいけない。そして、いつの日も自分が居なくなっても繁栄する組織にするためには?と考える人にならなくてはいけないかも。先日、日野原先生のブログで「見えないほど大切に!」と。目先のことばかり追い続けると、見えないもの「信頼、愛、・・・」たくさんの大事なものを見失う。次年度に向けての人事は、けして他人事ではない。自部署ばかり、自分の組織ばかりでなく、地域にとってとか、地域医療にとってどんな人材が欲しいか?良く考えて次年度の採用を考えなければ。特に看護師不足だから誰でもが残っていいはずがない。残るべき人が残り、去るべき人が去らなければならないでしょう。とにかく、人事は他人事ではなく私事(わたくしごと)であるのです。誰にとっても。だから難しくもあり、知恵を絞らなければならないかも。とにかく疲れるわね・・・・・。

2012年9月10日月曜日

生きぐせ!

此の頃感じる生きぐせ。自分自身の「生きぐせ」を誰もが知るべきだと思う。大きな決断をしなければいけない場面では、生きぐせは大きな影響を与える。自分自身の生きぐせを知ると、外から自分自身を観察できる。慌てている自分やあきらめている自分。色々な自分を客観的に評価できる。幽体離脱ではないが、自分自身を外から観察すると決断しなければならない内容によって、いつ、どこで、誰に、相談したらよいのか冷静に判断できる。相談すべき人を間違えると大きな失敗を招く。自分自身の生きぐせを知ることで、どこまで自分自身が頑張れるのか。そして、いけいけどんどんな時、誰に相談すればブレーキになるのか、自身を知ることで相談相手が変わるのである。プラス思考は全て良いのか?けしてそうではない。私自身プラス思考ばかりでは判断を誤る。マイナス思考の人は自分のリスクマネジメント的な存在になる。ネガティブな発言も大歓迎なのである。確かに、ネガティブでマイナス思考ばかりの人の話は暗くなる。しかしながら、いつも自分の周りには居心地の良い人ばかりでなく、真逆な考えを持つ人をおくと自分自身の成長にもなる。自分自身の生きぐせを知り、相手の生きぐせを知りながら支えながらお互いの成長を期待していくと希望が湧くものかもしれない。自分自身の未来を切り開く人を探すのも自分自身の責任かもしれませんね。

2012年9月3日月曜日

耐える、多得る

先日、「我慢の限界」「堪忍袋の緒が切れた状態」の出来事があった。そんな思いの中、日野原重明先生の言葉がこころに響いた。「耐えて待つことのなかに希望を抱く力がある」耐えることで人には力が与えられるそうです。「そうだ、そうだ。限界は自分で造るものかもしれない。もう少し頑張ろうかな」なんて思いました。でも、先日の出来事にはやはり納得が出来ない。ワーク・ライフ・バランスは推進しているが、何もかも欲しくて子どもをアクセサリー感覚で考えているスタッフの言動や仕事に向き合う姿勢の甘さに怒り浸透してしまった。人生の中で子育ては遊びでないし、仕事も遊びでない。どちらも他人が環境を作り上げるはずがない。「他人事のような子育て」「自己中心的な仕事に向き合う姿勢」ワーク・ライフ・バランスは本人も努力し参画して成立するものである。「あれがいやだ、これがいやだ」「看護師不足だから何言っても大丈夫!」なんて思わさせる、一言ひとことに耐えられない。でも、「耐えて待つことのなかに希望を抱く力」この言葉の意味を考えて対応しなければ。短気は損気。大人子どもみたいな言動に耐えることで、たくさんを得る「多得る」にできるかな!辛抱ですね。でも、限界かもしれません。このような出来事に耐えていけないのでは・・・。
めっきり、アルコールの量が増える毎日です。