2011年10月10日月曜日

運動会

運動会の季節になると想い出すことがある。小学生の頃、足の速いことだけが自慢で、リレーの選手になることが一年間の目標であった。低学年のうちは一生懸命走り、転ばないように先輩にバトンを渡すことだけを考え、高学年になると自然とチーム全体のことを考えながら低学年に声をかけ、とにかく上位を目指しました。結果は良くても悪くても、校庭一周チーム全員で回ることが私の自慢でした。ふと気がつくと現在(いま)の職場に似ている。経験の浅いものは先輩に迷惑にならないよう自分の力を発揮する。ベテランは自分が一杯いっぱいでも後輩に気くばり・心配りする。ふと気がつくと全員がリレーの選手なんですね。後輩は無事先輩にバトンを渡し、先輩は後輩の気持ちを受け、次につなぐのかもしれない。ゴールは患者・家族一人ひとりの想いかもしれない。全力疾走はきついし歩きたくなるかも。でも、小さい頃の運動会の短距離走はとにかく一生懸命走ったはず。走る前から言い訳の連続だったり、リレーの選手にひがみやねたみ。長所・短所は特性です。長所は短所であり、短所は長所。互いの長所を認め、自分の短所を克服する努力は必要ですね。体育会系の私は運動会の季節になるとこんなことを想い、押し寄せる課題に全員リレーで乗り切りたいなーなんて・・・・。全員でWinningRunできたらさぞかし幸せでしょうね。