2012年1月16日月曜日

ワーク・ライフ・バランスよりワーク・ライフ・マネジメント

最近耳にする言葉で、「職員を離職させないためには、管理者は働きやすい環境を整えることが重要である」。ちょっと違っていませんか。働きやすい環境だけで離職は防げるのか・・・。この頃強く感じること。義務を果たさずして、権利ばかり主張する人がやたら増えている気がするのは私ばかりでしょうか?WLB(ワーク・ライフ・バランス)を推進することは本当に重要である。しかしながら、他者が進めるばかりでなく、働く自分自身でも、仕事と生活の調和をとる努力はすべきである。WLBを推進することは、働きやすい環境を整えること以上に、働きがいのある環境を整えるために推進しているのである。仕事の量を減らすことはできても、仕事の質は下げてはいけないし、仕事の質を下げる働き方は、本人にとっても満足できないことである。したがって、働きやすい職場づくり以上に、働きがいのある職場づくりが重要である。そして、この働きがいは個々異なっている。だからこそ、WLBは自分自身でも考え取り組むべきことで、バランスがとれる働き方を自身がマネジメントすべきである。WLBを推進する以上に、WLM(ワーク・ライフ・マネジメント)を推進したい今日この頃である。