2014年12月22日月曜日

プロフェッショナルの条件

数年前に購入した書籍
「プロフェッショナルの条件」いかに成果をあげ成長するか
今年もあと数日となりました。
一年一年スピードの速さが増している今日この頃。
数年前、やってもやっても成果が上がらないときに
読んだ一冊です。
1年、振り返るために、読み返しています。
p147からの「意志決定の秘訣」正しい意志決定を導く五つのステップ
『成果をあげるためには、意志決定の数を多くしてはならない。
重要な意志決定に集中する必要がある。
個々の問題ではなく、根本的なことについて考えなければならない。
問題の根本をよく理解して決定しなければならない。
したがって、決定の早さを重視してはならない。
あまりに多くを操ることは、かえって思考の不十分さを表す。
何についての決定であり、何を満足させるかを知る必要がある。
形にこだわることなく、インパクトを求めなければならない。
賢くあろうとせず、健全であろうとしなければならない』
この文章を読みながら次年度の戦略を考え
管理者の異動を決定し、早めの発表を行いました。
幸いにも信頼できる部下を持ち
次年度に向け着々と準備している姿を見るたびに
管理者の言動に意味のないことは一つもありません。
次年度に向け、ファイトです。
迷いが出るときに読み返す一冊。
尊敬する先輩を想い出します。



2014年12月16日火曜日

休む技術

最近、休日後に体調を崩していたり、病欠で休むスタッフが増えている。
「なぜかと考える」と色々な理由がある。
最近読んだ「休む技術」西田昌規著
西田氏によると、週末うつになる人の特徴
・平日はちゃんと起きることができるのに、週末になると昼近くまで寝てしまう
・週末になると体調を壊してしまう
・せっかくの休みでも気分が晴れない
・休みの日でも仕事のことが気になってしょうがない
このような症状の人は、「せっかく休んでも、休んだ気になれない」
つまり、休日が楽しめていないのです。
仕事と休日のバランスをとる。
まさに、ワーク・ライフ・バランスです。
一流のクリエイターはリフレッシュも上手といわれています。
効率的に休み、効率的に仕事をすることが大事だそうです。
やっぱり、メリハリある仕事の仕方を目指していただきたいです。
「休憩か?仕事か?と迷った時には・・・」
とにかく、休憩・休息です。
時間との勝負のような毎日でも
息抜き時間は作りましょう。
頑張り続けるより、力を抜くテクニックが大事だそうです。
手ぬきでなく、力を抜いた働き方。
要するに、前のめりな頑張り方は長続きしませんね。
適度に力を抜いた働き方が大切です。




2014年12月8日月曜日

4つの法則

今年もいよいよ1ヶ月をきりました。
あれもこれもやらなければならないことが
山ほど。
でもなぜか焦らない自分に呆れてしまう。
そんな時ふと思い出す テルモの松村氏の4つ法則

真剣にやると「知恵」が出る
中途半端だと「愚痴」が出る
いい加減だと「言訳」が出る
やる気がないと「溜息」が出る

たしかに、たしかに。
真剣に集中して結果を出さないといけませんね。
溜息ばかりはやる気がないかもしれません。
納得、納得。

2014年12月1日月曜日

権限委譲を考える

「権限委譲」について考えました。
ある本を読み、その一節に納得でした。
権限委譲できない上司は
「部下に任せてよい仕事だけど、自分がやりたい、手放したくない」
「部下が力をつけて台頭してくると、自分の存在感が薄れる」
「自分がやった方が早くて正確」
「忙しい部下に与えるのは可哀想」
などなど・・・。
常に「忙しい」「自分だけが働いている」が口癖の管理者の多くは
上記の理由などで、部下の仕事や成長機会を奪っているそうです。
脱・プレイングマネジャー術を身につけて
上手に権限委譲する事はマネジャーにも、部下にも、組織にも有益だそうです。
脱・便利屋管理者を目指し、自分は何をするべきなのか
自分のあるべき姿は何なのか?
じっくり考えることが大事かもしれません。
まず、自分自身を振り返ることから始めなければなりませんね!

2014年11月24日月曜日

風水

風水や手相など趣味の域で
学んでいます。
もともと、風水は中国で何千年もの歳月をかけ
構築された風水学という学問です。
けして、新興宗教ではありませんよ!
どう活用するかはその人次第です。
自分は、いやなことが続くと、まず見直すのが玄関です。
玄関は「明るく・清潔・すっきりと」
良い気も悪い気も入り込むのが玄関です。
ちょっと粋なお店に行くと、玄関先の「盛り塩」
盛り塩があるお店は、たいがい料理もお酒もいい感じ。
あくまでも主観ですが・・・
玄関がスッキリしていると良い気が入りやすいらしいです。
良い気とは「幸福の気」と言われています。
科学万能の時代にくだらないと言う方もいるでしょう。
ただ、病院で言う「整理・整頓・清潔・清掃・躾・習慣」
6S活動と言われているのは、「明るく・清潔・スッキリと」
同じかもしれません。
まず何事も「入り口」を見直すことも大事かもしれません。
本日は誠にくだらない話ですみません。
要するに、ただ単に大掃除の時期となっているかもしれませんね!






2014年11月17日月曜日

プロフェッショナルの条件

P.F.ドラッカー、プロフェッショナルの条件;いかに成果をあげ、成長するか
師匠に頂いた書籍。
今一度読み返す。
度重なる、インシデント。モグラたたき状態の対策。
実践不可能な対策に呆れてしまう毎日。
当事者は一生懸命考える。
夜勤明けでも、対策を考え入力するインシデントレポート。
どのような効果を期待して書かせているのだろうか?
少しでも早く帰してあげたい、夜勤者。
そんな時思い出す、ドラッカー。
「正しい意志決定の秘訣」
『成果をあげるためには、意志決定を多くしてはならない。
重要な意志決定に集中する必要がある。
個々の問題ではなく、根本的なことについて考えなければならない。
問題の根本をよく理解して決定しなければならない。不変のものを見なければならない。
したがって、決定の早さを重視してはならない。あまりに多くを操ることは、
かえって思考の不十分さを表す』
この一節を思い出すたびに
医療安全の成果はどこにあるのか?
成長しているのか?疑問を抱く。
間違っても、レポートを出すことが目的でないだろう?
と考えてしまう毎日です。
医療安全の成果を今一度考えなければ。
誰にとっての医療安全なのか?
奥が深い!

2014年11月10日月曜日

W・L・B(ワーク・ライフ・バランス)

ワークライフバランスというと、「子育て支援」
と勘違いしてしまう人も多いでしょう。
そして、WLBに取り組むのは、組織や企業の
責任であると勘違いしている人も多いのでは・・・。
WLBとはWLM(ワーク・ライフ・マネジメント)
であり、最終的には個人の責任の下で整えるものと考えます。
組織や企業は個人の働き方を支援をするものであって
やはり基盤には家庭であったり、家族であったりするのではないでしょうか。
働く=労働力
労働力の対価として賃金が発生するのではないでしょうか。
子育て同様に、今後、職員の介護・看護を見据えた経営戦略が必要です。
介護・看護世代は組織とって中堅であり幹の世代です。
けして、WLBは子育てのためだけではありません。
働く職員一人ひとりの理解と、働く人が働くためには何を整えるのか?
何を整えなければ働けないのか考えなければなりません。
組織や企業は、一人ひとりの能力が発揮できるよう支援しなければなりません。
近視眼的に目先の業務に目を奪われていると、後回しになってしまうWLB。
しかし、そういう組織や職場には明日はないと、先日の講演で学びました。
但し、働く職員の自覚も必要な時代でもあると考える今日この頃です。
支えられる側も支える側もWIN・WINを目指さなければ長続きはしませんね。

2014年11月3日月曜日

学生臨地実習終了

今年度の看護学生臨地実習が終了しました。
学生さん、教務の先生方、学生指導者の皆さん
本当にお疲れ様でした。
実習はじめのオリエンテーションでいつも伝える一言。
「看護師の表情はケアの一つです。
笑顔は患者さんの特効薬になります
そして、学生さんで肝心なのは一生懸命
大事なのは心
そして、心はまあるく
言葉はやわらかく」
高度な知識や技術より大切なもの
相手を慈しむこころかもしれません。
とげとげした毎日に
一番大事な事は
まあるい心かもしれません。
学生さんが来るたびに原点に帰れます。
そして、まあるい心でいることは、時として忍耐ですね!






2014年10月27日月曜日

現場百回

サスペンスドラマが大好きで
ちょくちょく見ては、犯人当てしています。
ドラマが始まって30分というと大体の犯人らしき
人が分かります。
刑事ものドラマは最も好きで
ベテラン刑事の一言。
「現場百回だ!事件は現場で起きている。どんな小さな事も見逃すな!」
この台詞が大好きです。
なぜか?と言うと。
「現場百回だ!看護は現場(臨床)で起きている。どんな患者さんの変化も見逃すな!」
なんて考えるからです。
やたら多い会議や委員会。
大切だが大事なことが抜けていることも少なくない。
会議や委員会が患者、家族のためになっているか?
形骸化している会議は人件費のムダではないだろうか?
臨床で働く皆は話し合いをするなら現場の問題であり、
患者のためになることを協議すべきである。
次年度はこの会議室で行う、会議や委員会の意義を見直し
臨床にでて現場百回はどうだろう?
サスペンスを見てわくわくしている自分は
ただのおばさんでした。
今日もみるぞ「ベテラン刑事の現場百回!」


2014年10月20日月曜日

第3回「次世代管理者研修」

今年度の重要研修の一つである
「次世代管理者研修」の第3回が終わった。
この研修は、次世代の管理者候補が集合し
「組織管理」「人事・労務管理」「コスト管理」を学んでいる。
全職種で選ばれた管理者候補、総勢50名である。
とにかく、医師が参加してくれることで研修会が締まる。
経営的にけして楽ではない状況の中で
投資するとしたら、「人材」である。
未来や夢や希望を語れる「人財」に先行投資。
困難な状況を乗り切れる、柔軟な頭と気力・体力。
2025年の多死社会を憂うより
2020年を支えるであろう人材に投資することが
2025年を乗り切れる手段である。
モグラたたきのように、問題が出てきたら対処するのではなく
予測する問題を克服するであろう人材に投資できる事に
感謝し、休日であるが大勢の受講者の姿を見て
元気が出ました。
講師の下田先生、受講生の皆さんお疲れ様でした。
次回の発表会を楽しみにしています。
本日のキーワードは「夢や希望を語れる次世代管理者」

未来への手応えを感じます。

2014年10月13日月曜日

優秀とは?

優秀の意味を考える。
辞書では「非常にすぐれていること」
「他のものより一段とまさっていること」
などなど。
人によっては、こんな風に言う人もいる。
「高学歴で仕事ができる人」
しかし、社会人としてはどうなんだろう?
自分流に『優秀』を語るとしたら
やはり「優しさに秀でた人とする」
辛い人がいたら、その人の気持ちになり
言葉を添え、手を添える。
言葉にならない気持ちをくみとり
共に考え、共に悩み、共に悲しみ、共に喜ぶ。
治療の成績ももちろん大事だが、その人にとっての最善と最良を考えることも大切。
いつも、いつも皆に言っている
「私たちは、常にその人にとって最善を尽くし最良のケアを提供する」
ただそれだけ。
当たり前だけど難しい。
なぜなら「優秀」でなければならない。
どんな状況でも、常に優しさに秀でていなければならないから。




2014年10月6日月曜日

権限委譲 

頑張らないを頑張る決心
ややこしいが、「頑張りすぎ」は良くないと言うことです。
なぜか?
頑張りすぎると『心身共に消耗』するからです。
では、一人で頑張らないためには・・・
他者の力を信じて、権限を委譲して見守る覚悟を持つことです。
いつもいつも自分一人で頑張ることは無理です。
むしろ、一人で頑張っていると思うことは奢りです。
他者に助けられ、自分があることを認めつつ
相手の力量を見極め
任せられる人に、任せられる仕事を任せること。
「他者に任せていい仕事を、自分がしたい、手放さない」
このような考えでは、自身も疲弊し、部下も成長できない。
上手に権限委譲を行い、相手を成長させること。
頑張りすぎない=上手な権限委譲 
とても重要となります。
「上手な権限委譲」については次回で!




2014年9月29日月曜日

がんばらない技術

いつも、いつも頑張っている人がいる
頑張ることは素敵なことです。
自分も以前までは「気づくといつも最後まで残っている人」でした。
年々仕事効率が下がり、イライラしている時に
「頑張らない技術」の本に出会い、気持ちが楽になりました。
自分で「仕事の量」よりも「仕事の質」に注目し
少しだけ、頑張らない事を決心しました。
周りを見渡すと、「部下や同僚に仕事を任せることができない」
「やってもやっても仕事が終わらない」
「いつも『時間が足りない』と思っている人
そんな人は「頑張らないを頑張る自分とのつきあい方」
が必要です。
具体的な行動は次回で!
とにかく、「過ぎたるは及ばざるがごとし」
何事も「ほどほど」に!
ほどほどが自分を活かし、他の人も活かすことです。

2014年9月22日月曜日

身体拘束を考える

身体拘束の患者を看守る家族の体験
「治療を優先するための身体拘束」
頭で理解しているが
拘束されている大切な家族を目の当たりにして
今でもフラッシュバックする。
「あれで善かったのか?最善だったろうか?」
辛い体験なので多くは語れませんが・・・。
「治療を優先するための身体拘束は・・・」
家族にとって永遠に「心身拘束」となることを!
私たち医療従事者は考えるべきである。
患者、家族にとって“身体拘束”=“心身拘束”である。
慎重に身体拘束、身体抑制を選択するのがプロかもしれません。
なぜなら、身体よりも心身を拘束するからだと考えます。
家族の心の傷は医療従事者が考える以上に
一生、罪悪感で拘束されるからです。

2014年9月8日月曜日

最善と最良

臨地実習の看護学生さん
学生さんが来ると職場が活気づく。
実習最終日に挨拶させていただく。
各論は語れないが
いつも、おきまりの一言。
『どんな状況においても
私たちは、最善を尽くし、最良の看護を目指しましょう』・・・と
私たちの希望でもある学生さんを見るたびに
先輩である看護師の一人ひとりが胸を張って
最善と最良を尽くしていると言えるだろうか?
自分自身も最善を尽くしているだろうか?
自問自答してしまう。
この「最善と最良」を実践する事は困難ですが
目ざせ、どんな状況においても
『最善と最良!』『諦めない』





2014年9月1日月曜日

心医・真医

仕事は何の仕事でも「心を込めるもの」
特に医療に携わる方は、「心を込めた医療を提供する」
ことは大前提である。
心ない言葉や、心ない行動を行わないよう
自分に言い聞かせ、相手にとって信頼される医療従事者になりたい。
そして、目指さなければならない。
真(まこと)の「真医」とは
心を込め、相手の立場に立ち、医療を提供することのできる人。
そんな「心医」「真医」になりたいものです。
職種関係なく「心」を込める職員で溢れている組織こそ
未来があり、希望がある。
病院で言うなら
「心病院」で「真病院」かもしれません。
そんなこと想いながら
夢だけど実現できたら最高ですね・・・・。
むしろ、実現しなければ未来はないかもしれませんね。
心を込めることとは?
超難しい。

2014年8月25日月曜日

次世代研修

本日、当院の第2回の「次世代管理者研修」が行われました。
次世代担う職員50名程
組織は場当たり的な対応をしてはならないと思います。
ましてや、次世代を担う「管理者候補」の研修は超重要です。
今ばかりの対応に追われている組織に未来はないと考えます。
中長期的に管理者を養成し、5年後10年後も理念や方針が
ぶれることなく存続できることを願いながら、参加運営しています。
但し、現在があるから未来があります。
今の自分たちの役割を認識し、できない理由より、できるためにはどうするのか?
真剣に自院について語る職員を見て安堵すると共に
責任の重さを自覚する時間でもあります。
常に現在と中長期的なビジョンを持ちながら
「日々を大切にしなければならないなー」とつくづく
思う一日でした。
次回は研修内容をご紹介しますね。

2014年8月18日月曜日

面接って

数多くの面接を行ってきて感じること。
面接の意味は多種多様である
それぞれ面接の目的が異なるから。
あくまでも、経験からの私見です。
「相手に何か助言しなければ・・・」
「相手に何か伝えて、動機付けしなければ・・・」と
構えて面接に臨む方は少なくないでしょう。
しかしながら、面接をする側、受ける側
『共に成長できる事』が面接の目的でもあり、意味の一つと考えます。
お互いに成長できる面接とは難しいですが
面接は相手を説得するものでなく、両者が納得して次に行動を起こせるような
面接が理想です。
「美辞麗句」を並べるよりは、双方にとって有意義な時間を共に
過ごせる内容にしたいですね。
難しいしやっかいですが、やりがいもあるのが面接ですね。
でも、気力・体力がないと、しんどいのが本音です。


2014年8月11日月曜日

報告・連絡・相談

先輩や上司の好きな言葉。
「報告・連絡・相談」は必ずしてね・・・。
でも、時々「報告・連絡・相談」
をごちゃごちゃにしていることありませんか?
聴いていて「これは、報告?相談?どっち?」
報告なら聴いてすむ事もある。
相談なら助言しなければならない。
相手が何を求めているのかによって
伝える方は的確に報告する。
相談なら報告のついでにするのではなく
相談ですがと一言加えてくれると
聴く方も的確に助言できる。
この「報告・連絡・相談」は一つひとつ意味合いが異なる。
だから、ひとくくりにするのではなく
報告の意味
連絡の意味
相談の意味を丁寧に伝えていかなければならないですね!
ポパイの好きなホウレンソウとは異なります。
分かる人はそれなりのベテランさんですね。

2014年8月4日月曜日

感動した一言

殺伐としたニュースが連日続く。
「生命」の大切さを考える日々のなか
そんな気持ちを払拭してくれた講師の一言。
『生まれてきた訳』
「私が生まれてきた訳は
              愛しいあなたに出会うため」
「私が生まれてきた訳は
              愛しいあなたを護るため」
愛しいあなたを守るため

今流に言うと、「愛」「慈しむ」なんて「笑っちゃう!」
なんて言う人多いかもしれませんね。
でも、大事な「愛しいあなた」は、時として「愛しい自分」かもしれません。
奥が深い講師の言葉に
生命と向き合うこの仕事は
本当にやりがいのある仕事です。
だから手抜きはできませんね!
しかし、連日暑いですね。
皆さん、ご自愛くださいませ・・・。



2014年7月28日月曜日

ざわちんナース

今時の「ざわちんものまねメーク」
ちょっとずれるけど、出勤すると『ざわちん』のように必ずマスク!
体調が悪いかと尋ねると、深い意味はない。
出勤から退社までマスクで通す。
ざわちんほど、目力はない。
多分、病院は汚染しているから「自分が大事・・・」としか思えない。
以前に述べた「顔は自分のもの、表情は相手のもの」です。
特に心身共に傷ついている患者さんにとって
ナースの表情はケアの一つです。
マスクで顔を覆い、暗い聞きにくい声で、「お加減はいかがですか」なんて
聴かれても余計具合が悪くなる気がします。
ざわちんほど目力に自信があれば別だが・・・・。
とにかく、表情は大切なケアの一つである。
相手を慈しむ眼差し、声かけなど。
「確かな技術や知識」よりよっぽど大切である。
『ざわちんもどきナース』は考えましょうね。

2014年7月21日月曜日

休む力

先日、「人事管理・労務管理」の講義をさせて頂いた。
もちろん自分も復習し、講義に備えた。
その中で、強く感じたこと。
看護管理者の「休む力」を付けないことには
人事・労務管理もあったもんじゃない。
管理者は自分がいなければと思うのは傲慢である。
現場は、思った以上に自律している。
管理者に気兼ねして「居ていただくと安心」
と言う言葉に気を良くして本当に現場に長居するのは迷惑である。
現場はむしろ「任せてください」なんです。
管理者や先輩と呼ばれるみんなに一言。
「部下や後輩を信じましょう!」
休む時には十分休んでください。
上司がメリハリつけるからこそ
部下や後輩が気兼ねなく休めるものです。
不在の時も安心して任せる部下を育成し、最終責任は自分で。
まず、「休む力」をつけませんか!
後輩を持つ貴方や部下を持つ貴方。
そんな、講義を6時間しました。きっとテキストにはありませんね。

2014年7月14日月曜日

ない・ない・ないの3ない

最近読んだ医療安全の某雑誌
感動と感心。
それは、インシデントの要因・背景を
3つに分けること。
起きた理由を「知らない」「できない」「やる気ない」のどれかに分ける。
どの「ない」によって、対策が変わるのです。
なんとなくスッキリ!
なにかあったら「皆で考えましょう!」「システムを見直しましょう」「手順を遵守しましょう」
画一的な対策には限界があります。
「やる気ない人」が皆で考えるはずがない。
「マニュアル知らない人」がマニュアル遵守できるはずがない。
「できない人」ができるはずがない。
この「3ない」を、あらゆる場面に当てはめ考えます。
その事象は「知らない・できない・やる気ない」
のどれなのか?
それによって対策がかわり、助言が変わります。
この頃の「マイブーム」は3つの「ない」です。


2014年7月7日月曜日

K・Y管理者

K・Yはイニシャルではないですよ!
「あの人、K・Yだよね・・・」なんて聴きませんか?
でも、管理者なら「K・Y・F」を身につけて欲しい。
この「K・Y・F」の意味は
「空気読めないふり」です。
「本物の空気読めない管理者はちょっと・・・・」ですが
「空気読めないふり」の管理者はたいしたもんです。
「部下が大変そうだからあれもこれも手を出し、口も出す」
こんな人のいい近所のおばちゃん上司の部下は可哀想です。
近所の婦人会ではありがたい存在です。
でも、人育てや次世代の管理者を育成する立場の人は
婦人会のおばちゃんでは困ります。
ある時は「空気読めないふり。K・Y・F」「冷たい上司」に徹する事です!
困難な場面こそ人を育てる機会です。
こんな場面を奪い取る上司こそ「真の空気読めないK・Y管理者」です。
しかし、空気は読むものではないはず。
空気は吸うものである・・・。と思う自分自身がK・Yです。



2014年6月30日月曜日

意志決定の秘訣

「事件は現場で起きている」
そんな言葉がピッタシの出来事ばかり。
そんな時、思い出す言葉。
「決定は必要か?」
「意志決定は本当に必要か」を自問してみる。
なぜかというと
何も行わないという代替案は常に存在するからだ。
「絶対、不要な決定を行ってはならない」と師匠に教わっている。
何もしなくても問題は起こらない状況の中
いつもいつも事を大きくしがちの管理者に遭遇する。
ドラッカーいわく
「何もしなくても問題は起こらないという状況」なら
「何もしないと何が起こるのか」という問いに対して
「何も起こらない」が答えであるならば、手をつけてはならない。
100万分の1を気にするより
状況は気になるが、切実ではなく
さしたる問題が起こりそうもないというときは
問題に手をつけてはならない。
そんな言葉が頭をよぎるとき
大騒ぎする管理者自身がリスクかもしれないなー
なんて感じる今日この頃です。
「意志決定は、必要か」いつも自問自答です。



2014年6月23日月曜日

プロフェッショナルの条件

何か迷いが生じたとき、いつも読み返す
ドラッカー。
今回、「リーダーシップの本質」とは何か?
とかく、リーダーシップとはカリスマ性に依存している。
真のリーダーシップとは?なんぞや・・・・。
リーダーシップの本質は、カリスマ性でも資質でもない。
効果的なリーダーシップの基礎は、組織の使命を考え抜き
それを目に見えるように形で明確に定義し
確立すること。
リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、それを維持する者である。
そして、妥協することもある。
この言葉を読み返すたびに、「俺がマニュアル」という
リーダーが頭をよぎる。
リーダーは、地位や特権でなく責任をとるものである。
優れたリーダーは常に厳しい。
事がうまくいかないとき、その失敗を人のせいにしないのがリーダーである。
恩師に頂いた、「はじめて読むドラッカー」自己実現編。
『プロフェッショナルの条件』
師匠が言いたいことは何なのか?
今一度読みかえそーと!難しいばかりです。

2014年6月16日月曜日

次世代管理者研修

本日から当院では、4回シリーズの「次世代管理者研修」
が始まりました。
次世代の人たちが力をつけ、現場力が上がれば
組織にとって何よりである。
未来を担うべき優秀な人材(人財)に投資できる組織は
きっと明日があると信じている。
医師を交えたグループディスカッションは活発で
やっぱり医師が入ると引き締まる。
かつ、身近な存在となる。
「組織とは」「自施設の存在価値とは」「課題とは」「解決するためにできること」
沢山のディスカッションを通して、この病院の管理者で幸せだなーなんて思った。
自分の子供年代の職員のしっかりしていること。
私自身の宝物は、「他院に自慢できる、一生懸命の職員である」
いつも、一生懸命そしてひたむきに
そんな職員と働ける自分は限りなく幸せ者である。
そして、あらためて自分にできることはなにか?
自問自答
残り3回。
明日からの楽しみがまた一つ増えました。
最後まで皆で楽しみましょう!

2014年6月9日月曜日

報告

「報告・連絡・相談」
とても大切です。でも、何でも報告すればいいわけではない。
いつも、いつも皆に言います。「質の良い報告をするように!」
少なくも管理者は伝書鳩ではない。
言われたままをそのまま報告する管理者がいる。
そんな時ふと思い出す、佐々木氏の言葉。
「何か仕事に取りかかるときに重要なことは、事実をきとんと把握しておくこと
事実の確認が不十分なら、すべての仕事がムダに終わってしまう」
この言葉を常に心がけている。
「事実」を見極める。本当にそれが「事実」か一度はゆすってみる。
「事実」をゆすってみると、たいていの場合、「事実」ではない。
佐々木氏のこの言葉。納得である。
事実を見極める力、そして管理者は、「事実を伝える力」
事実を把握しなければ、対策は無駄に終わる。
そして、心がけている二つめ。
「双方聴いてさたする事、一方聴いてさたしません」
篤姫の婆やの言葉です。
篤姫の婆やになりたいぐらいです。
報告を見極める力。
管理者の必要な力。いいえ、全ての人に必要かもしれませんね!

2014年6月2日月曜日

勘違い

面接する機会が多く夕方になるとドット疲れる日がある。
もちろん、役割として面接し傾聴して、何か決心して帰ってくれれば・・・。
中々全員がそうはいかないものです。
ただひたすらに、過ちは他人のせい。全て自分は正しい!
そんな人は少なくない。
そんな時ふと思う。
色々な考えがあり、色々な想いがあるのは当たり前。
但し、ここは病院なので少なくも自分本位は困ります。
行動の理由が全て自分本位でなく、患者・家族本位であって欲しいし
過ちの理由を他人に押しつけることなく、自分を顧みることが先決。
面接は自分自身を振り返る良い機会であると共に
色々な人がいたり、色々な生き方があるんだな!
なんて感心して聞き入ってしまう。
そして、日々反省することばかり。
しかし、一番やっかいなのは「自己顕示欲が強く、勘違いな方」
自分自身気をつけようと決心するばかりである。

2014年5月26日月曜日

ディズニーランドの教育

先日、「ディズニーランドの教育・風土から学ぶ 人づくり、職場づくり」
のテーマで『生井俊先生』の講演会に参加した。
3時間だったがとても短く感じ、余韻が残った講演会だった。
ディズニーランドの教育はシンプル→コアになる「コンセプト」を教え、徹底させること。
やはり、ディズニーランドは素晴らしい・・・。
見事にPDCAサイクルを徹底し、分かりやすい。
講演会が終了し感じたこと。
余韻を残す講演会の講師に共通することは、力が入りすぎず、熱すぎないこと
ユーモアーに溢れ、聴講者を感動させる。(テーマによって異なるが!)
笑いあり、ホロッと涙あり。そして、伝えたいことはしっかりと心に記憶させる。
教え導く立場の人に時々思う事がある。
沢山の事を伝えたいために「あれもこれも」
「あれもこれも」は欲張りすぎかもしれない。
一つでもいいから心に記憶させること
感動するから人は変わり成長する。
講演会は双方向ではないが、聴講者が感動を持ち帰り
明日から少しでも行動が変われば大成功。
生井先生の講演会後、改めて思ったこと
『何事もシンプルに』
そして、ーすべての基本は「人」にあるー WALTDISNEY

2014年5月19日月曜日

温故知新

『温故知新』
色々な解釈がある中で
自分なりの意味合い。
「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師となるべし」
過去や故きを調べ、習熟することで新しい知識を得ることができる
現場で耳にする言葉。
「昔はそうかもしれないが、現在(いま)はそうじゃないんだよね・・・」
自分は現在(いま)人みたいな発言
そんな発言をしている貴方が過去の人かもしれない・・・。
「昔がそうだったから、今がこうなるのです!」
PDCAサイクルなんてまさにそうでしょう。
計画たてて、実践して、評価・修正を繰り返す。
でも原点を大事にしてないと
本質が分からなくなる。
目先のことばかり、かまっていると
浅い結果になりやすい。
過去や先輩の言葉に耳や心を傾け
自分のものにしていくこと。
現在(いま)流を気取っている前に
過去を振り返り、評価・修正を繰り返す中で
最良・最善が見つかるかもしれませんね。
故きを温めようーと。自分自身に言い聞かせる毎日です。

2014年5月12日月曜日

キャッチコピー

行きつけのお店のキャッチコピー
『グラスの中の幸せ・・・・
友人や、ご家族と、幸せなひと時を過ごして頂くそのお手伝いができれば・・・』
大好きなBEER専門店のお店のキャッチコピーです。
私自身はたしなむ程度です・・・。嘘です。
グラスの中の幸せを届けるために
 スタッフはどんな苦労をしているのかな?なんて思う。
美味しいビールと美味しい食事、スタッフの気配り接待
いつもいつも満足満足で、また来ようなんて思ってしまう
グラスの中の幸せはお客の幸せと、関わるスタッフの幸せなんだろうな!
なんて勝手に思ってしまう。
病院にもキャッチコピーがあるべきかもしれません。
堅い「理念・方針」も大切ですが、患者にとって分かりやすい
粋なフレーズが欲しいものです。
病院の中での患者の幸せ、働くスタッフの幸せ
そんな幸せを表現できるフレーズは何だろう?
なんて・・・。
病院パンフレットをみてつくづく改善の余地ありです
ありきたりは、ありきたりです。何が売りになるんでしょうね!
売れっ子コピーライターに相談したいものです。

2014年5月6日火曜日

「気」

「気」に満ち溢れている5月
「気」が溢れる5月はエネルギーを感じます
パワーを感じるこの季節は時々息苦しくなるくらいの
エネルギーを感じます。
以前に「気」について呟きましたが
「気」は大切なエネルギーです。
「勇気」「元気」「空気」・・・などなど。
「気」は大切であるが『過ぎると疲れます』
「まくしたてる励ましの言葉」「頑張れ、頑張れ」と元気すぎる看護師。
「自己満足はいい加減にして」と言いたいが言えない患者。
「空気を読む力」は看護職には必須です。
見えないものを感じる力はマニュアルにはありません。
経験を活かし、相手にとって本当に居心地のいい環境
そんな空気を読める人が『プロ』かもしません。
かなりの偏見ですが・・・
そこで一言。
気が溢れる今だからこそバランスが大事です。
元気すぎる看護師は患者や周りの人々に「気」を使いましょう。
「やる気」だけでは結果を出せません。
「気」は「気くばり」の気であって欲しいものです。
看護もTPOですね!相手ありきかもしれませんね
「気」をつけよう・・・と。





2014年4月29日火曜日

拠り所

人には誰でも「拠り所(よりどころ)」があるものです。
特に辛いことが起きると何かに頼りたくなります。
新人が臨床にでて1週間。先輩の後について学んでいます。
新人より緊張気味の先輩を見ていると
共に成長している「共育」を実感しています。
臨床は楽しいことばかりではない。
むしろ辛いことばかりかもしれません。
でもそんな時「拠り所」があると強くなれます。
「友人、家族、先輩・・・・・」
様々でしょう。
そして、状況に応じて多種多様な拠り所を持つことを勧めます。
ちなみに私自身の仕事上の決断に迷いが生じたときは
必ず読み返す「P.Fドラッカー マネジメント 基本と原則」
ぶれやすいときはいつもこの一言を思い出します。
「基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻するという事実」
そして、組織にとっての拠り所は「理念」です。
壁に掲示してある理念はただのお飾りではないのです。
新人も先輩も理念に則した行動が
基本と原則かもしれませんね。
なかなか実践することは難しいですね!

2014年4月21日月曜日

いい加減

新人オリエンテーションもそろそろ終わり
今週から現場へ!
ドキドキでしょう。でも大丈夫ですよ!
けして一人ではないのです。いつも仲間がいますから。
そして、大事なことは『頑張りすぎないこと』
いい加減が大事です。
しかし『いい加減』は『適当、中途半端』でなく
「いい『良い』加減です」
何事も過ぎるは良くありません。
良い加減でバランス良くアクセルとブレーキをかけながら
心は常にニュートラルで!
毎日毎日が感動ある日となりますように
心から願い、応援しています。
良い加減を心がけ頑張ってください!

2014年4月14日月曜日

前進

新人オリエンテーション3週間目になります。
講義を担当するスタッフを見るたびに
頼もしいスタッフの上司であることに誇りを感じる毎日です。
スタッフの成長を感じ、喜びに思うことは本当に幸せです。
そんな時に思い出す『前進』
組織が成長し頼もしく感じる反面、こんな事を想う
『ぜんしん』には色々あります
前に進む『前進』
全力で進む『全進』
善いこと進める『善進』
前に進む『前進』は『前進、全進、善進(心)』であってほしい。
そして前に進むことばかりでなく
立ち止まったり、後退したり、一歩進んで二歩さがる。
とにかく、善いことを進めるためには『全進、善進、全進』
そして、『前心、善心、全心』なのです。
心なくしては一歩も進めないのが、前進なのです!

2014年4月7日月曜日

顔は自分のもの・・・・。

平成26年度がスタートしました
新入職員のガイダンス、オリエンテーション、歓迎会。
息つく暇もないほど分刻みスケジュールに新人さんもちょっとお疲れモード。
毎年、毎年看護部オリエンテーションを行うたびに
現スタッフはできているだろうか?自分自身はどうだろうか?
と振り返る良い機会である。
特に毎年、毎年繰り返す一言。
「顔は自分のもの、表情は相手のもの」
だから相手に対しどんな表情が良いのか考えること。
むやみやたらにマスクして当たり前になっている職員は
プロ意識がない。表情も患者さんにとって大切なケアスキルです。
この言葉を説明するたびに自分も気をつけよう!
そんな気持ちになる。
縁あって当院に就職した職員が誇りをもって
働ける職場環境を整えること。
新人さんと共に緊張する年度初めです。

2014年3月31日月曜日

初志貫徹

初志貫徹
初心一徹
明日から平成26年度がスタート
新入職者はドキドキでしょうね。
特に新社会人は未来にドキドキでしょう!
『事を始めるに当たって心に決めたことを最後まで貫き通す』
『最初に決めたことを最後までやり通す』
初志貫徹:初心一徹
今の気持ちを忘れずに頑張ること。
辛くなっても初心に返ること。
いつもいつも、今の気持ちを大切に。
そして、いつも最善を尽くし最悪を回避できる力をつけること。
自分らしくただひたすらに。
一生懸命、一所懸命。
 

2014年3月24日月曜日

言い続けること

今年度も終了。
次年度に向け気ぜわしいこの頃
ふと思った。
新社会人になる人たちはどんな気持ちなんだろう!
きっと、夢や未来、希望と期待、不安・・・・
ごちゃ混ぜなんだろうな。
受け入れる側のレディネスは大丈夫?
受け入れ側もドキドキです。
でも大事なことは
思い続けること、諦めないこと。
そして、「思い続けることは、言い続けること」
想いや志があれば大丈夫。
思い続けること、自分自身に言い続けること
きっときっと、大丈夫。
みんな、みんな深呼吸。
「思い続けることは、言い続けること」
ただひたすらに!

2014年3月17日月曜日

棚上げ発言!

管理者は完璧でなければいけない!
そんなことを考えている管理者は多い。
それは「おごり」ではないだろうか?
管理者は完璧でなくても良い。
なぜならば、完璧な人なんているはずがない。
自分は管理者だから何か指導しなければ・・・・。
それこそが奢りである。
だからといって「私もそうだよ」なんて同調してしまう上司の下では働きたくない!
上司は自分ができていなくても状況に応じて『棚上げ発言』をするべきである。
「自信がないから言えない、自分もできないから注意できない」
そんな上司を時々見受ける。
上司と呼ばれる人は自信を持って棚上げ発言でいい。
自分もできないから一緒に努力しようでいい。
状況に応じては歌舞伎のような「大見得を切る」管理者がいるべきである。
いつも皆と一緒に、そして皆から愛されたいと思う管理者は場外かもしれない。
棚上げ発言ができることは「良いか、悪いか?」
自分自身が考える管理者は仲良しグループの親分ではないのです。
ただそれだけです。



2014年3月10日月曜日

三銃士

年度末、思い出す名言
「one for all all for one」
三銃士での有名な台詞である。
訳の多くは「一人は全員のために、全員は一人のために」
とっても感動的な言葉です。
但し、興味深い訳がありました。
「全員は一人のために」は
なあなあ的な存在でなく、相互依存状態を示すものではない。
『一人ひとりが全員のために責任を果たし、全員が一丸となって進んで結果を出すこと』
この言葉に救われました。
私たちは仲良しグループではないのです。
ましてや結果を出すとき、全員で結果を出したければ
一人ひとりが依存せず自主自立し、結果を出すべきである。
厳しいときほど「all for one」のoneのあるべき姿が重要かもしれませんね!
一人ひとりがすてきな「one」になるよう。
そして、自らどんな「one」になるべきか。
言葉は言霊です。意味深いですね。

2014年3月3日月曜日

現場力

ドラッカーの言葉で
「世の中を変えるのは、立派な政治家や学者や職業経営者ではない。
日々現場で働いている人たちだ」
少し意味合いが違うかもしれないが
私流にすると・・・
「職場を変えるのは、立派な管理者ではない。
日々現場で働いているスタッフである」
そして、スタッフが自主、自律、自立していると
本当に現場力が上がってくる。
そのためには、スタッフの考える力を取り上げてしまう
『お助け管理者』『便利屋管理者』は現場力を下げてしまう。
現場力を上げるためには、助ける前に見守ること。
相手を信頼し任せること。

松村氏が述べている
「仕事は実践(フットワーク)と思考(ヘッドワーク)と愛情(ハートワーク)
の三位一体のダイナミックスな活動です。
それを自他共に推進していくことが「経営」です。

まさに、管理者、経営者と呼ばれる人はハートワークが大切です。
部下や同僚に関心を寄せず人ごと顔の人たちは
現場力を下げるばかりかもしれませんね。

2014年2月24日月曜日

一期一会

2月、3月、4月。
この時期は別れがあり、出会いがある
寂しさと喜び!
複雑な気持ちになるこの時期
とっても心に響く言葉があったので
ご紹介します。
『和願愛語
今日もいちにち
まあるいこころで
優しい笑顔ですごすこと
それが幸せへの
一番の近道』
まあるいこころでいると
きっと幸せがころころ
近寄ってくるかもしれません。
追加のご紹介メッセージ
『欲をすてるとこころはまあるく
言葉はやわらかく
表情はおだやかになる』そんな日々を送りたいですね!

2014年2月17日月曜日

ひたむきに!

オリンピックを見ては感動!
選手のコメントにまたまた感動!
勝っても負けても感動ばかり!
多くを語らずして、ひたむきに、ただひたすらに。
夢をあきらめないこと!
多くの人に感動と希望と勇気を与えてくれる
ふと思った
選手は何と戦っているのかな?
相手の選手たちはもちろんである・・・。
でも、結果を出す選手を見てこう思った
自分自身と戦っている!
自分自身の重圧と戦っているような気がした
スポーツだけでなく、全てにおいて
何があっても平常心で慌てない
沈着冷静な判断ができる人ほど
結果が出せるような気がする。
しかし、結果が全てではなく
困難にひたむきに向き合う人は美しいし感動するばかり
やっぱり「格好いい」の一言である。


2014年2月3日月曜日

継続は力なり

大事にしている言葉
『継続は力なり』
何事も継続していく事は大事である。
コツコツ、地味に、ひたむきに!
続けることに意義がある。
たとえ成果が出なくても、自分を信じて続けること
自分を信じること!
結果が悪くても、成果が出なくても、自分が決定したことは大事なこと。
自分を信じ、悪い結果を他人のせいにしない
他人を敬うことも大切ですが、自分自身を信じて敬うこと
『継続は力なり』
「自分自身を信じること」「自分自身を敬うこと」
継続したいですね。
試験真っ最中の多くの人たちに
エールを送ります。
「継続してきた自身を信じ、頑張れ」
『継続は力なり』

2014年1月27日月曜日

今を大切に、今

日々起こる事象はいいことばかりではない。
悪いことばかり続くと「何で私ばかり」と考えがち

そんな時思い出す名言
松下幸之助氏
現在に最善を尽くすこと
「どんなに悔いても過去は変わらない
どれほど心配した所で未来もどうなるものでもない
いま、現在に最善を尽くすことである」

とにかく大事なことは「今を大切にすること」
最悪を予防するためにも常に最善は尽くしたいですね。

2014年1月20日月曜日

地域連携

最近、地域連携室を設置する病院が大変多くなりました。
ただし、ちょっと不思議なことは「地域連携室を通すことが地域連携」
と考えている人が多いこと。
そして、連携室を通せば地域連携を行っていると自己満足!
真の地域連携は「顔と顔が見える関係」「尊敬と信頼を築いていく関係」
をもって地域連携が成り立つのではないでしょうか。
「地域連携室を作れば連携が進むなどというのは本末転倒」の議論だと
言われています。
地域との地道な連携活動の積み重ねの上に連携は成り立つのです。
地域医療、地域の病院、やたら「地域、地域」と言われていますが
「地域の真の意味」は何なのか
そして、地域医療の担い手とは何をするべき人なのか
とっても難しいことですね。
考えると頭が痛くなります。
ただ大切なことは一つ。
「誰のために行うのか」だけはぶれたくないですね。

2014年1月13日月曜日

生き癖

口癖があるように
生き方にも癖があると思う
これを「生き癖」なんてピッタシだと感心してしまう
「点」で物事を考える人
「線」で物事を考える人
「面」で物事を捉え、考えられる人。
どうせなら、多角的に多面的にあらゆる角度から
物事を考える人といると「ホット」する。
大事なことは「一つひとつの事象」を丁寧に大切に
取り扱うこと
「点」ばかり考える人は、「点で話にならない」
なんて・・・・。
「考え癖」「感じ癖」「生き癖」
癖は自分では分かりにくいし気がつかない。
じっくり自分の癖を振り返ると結構おもしろいかもしれませんね・・・。

2014年1月6日月曜日

前のめりな頑張り

今年も頑張らなければならない・・・。
しかし「頑張れ、頑張れ」と言われれば言われるほど
貴方が頑張れば!なんて思ったことありませんか?
任せると言いながら、頑張れ、頑張れはない。
むしろ、「信頼している、頼りにしている、感謝している」
と言われた方が頑張るものだ。
うわべだけの言葉よりは寡黙な方が居心地がよい。
とにかく、慌てず騒がず落ち着いて。
前のめりな頑張りは疲れるばかりか
視野狭窄になる。
と、自分に言い聞かせる年頭(念頭)でした。

2014年1月1日水曜日

謹賀新年

「明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします」

昨年はつたない呟きにお付き合い頂き有り難うございました。
今年も更に色々なことが起き、呟きも多くなることでしょう!

とりあえず、『じっくり、ひとつ一つ焦ることなく
ぶれることなく、背筋をピント伸ばした』
そんな仕事がしたいと思います。

では、今年も宜しくお付き合いください。