2012年4月30日月曜日

管理者(指導者)になるということ

管理(指導)、管理(指導)あまり好きでない言葉。でも、管理(指導)とは看護でなくてもよく聞かれる言葉である。たとえ社会人1年目であっても管理を実践しなければならない。では、管理者とはなんでしょう?管理者とは、好むと好まざるにもかかわらず、職位に付随したパワーをもつことになり、このパワーが影響力をもつと云われている。そして、このパワーとは、権限、能力、行動の3つの要素が結合したものであるとも云われる。これを、公式化すると、①権限+能力-行動=無力な管理者②権限+行動-能力=無能な管理者③行動+能力-権限=不当な管理者④権限+能力+行動=力のある管理者。最近、嫌気がさす管理者。見せかけの管理者は、「能力をみとめたふり+権限を委譲したふり+行動を称えたふり」。結局のところ、表層的な浅い人気取りに過ぎない。「管理者」を「指導者」に置き換えても十分通じると思う。見せかけの指導者は、「後輩の能力を認めたふり+権限を任せたふり+行動を称えたふり」。こんな指導者は、人材育成の妨げとなるのは事実である。管理者(指導者)を引き受けようとする者は、パワーの3要素を認識し行動する「覚悟」をしておくと良いと言われている。覚悟とは自らの意思であり決断である。気持ちを前に進ませるためには、この覚悟がとても大切かな・・・・・。権限・能力・行動、このトライアングルは達成できるのでしょうか???難しいですね!