2012年11月26日月曜日

叱ると褒める

部下の成長を促進させるための上司の行動は「叱ると褒める」です。努力しているときは、こころから認め褒める。努力が足りないときはこころを込めて叱ることが大切です。
管理者の叱ると褒めるは部下へのプラスのストロークです。但し「叱りかた、褒め方」にはコツがいります。褒め方の3原則は「すぐ褒める、短く褒める、人前で褒める」と言われています。上司は恥ずかしがらないで短く感動を伝えましょう。
褒めること以上にエネルギーが必要なのが「叱る」です。上司は叱ることを避けてはいけません。「部下に嫌われたくないから、良い上司でいたいから」と言う気持ちから、部下の間違った行動を叱らないことは成長の妨げであり、上司の職務怠慢です。
間違った「人気取り」なだけの間違った支援・指導から卒業し相手を信じ、心を込めて叱ってください。自分を大切に思い、叱れない人は相手も大切にしていないのですよきっと。勇気を持って叱ると褒めるのバランスを!怒ると違い、叱るは相手を大切に思う行動かもしれませんね!

2012年11月19日月曜日

無邪気

無邪気を辞書で調べると「素直で悪気がないこと」「純粋であどけないこと」など、ピュアな意味を示す。但し、「思慮に欠ける」と気になる解釈もある。最近あった出来事は限りなく後者の「無邪気」だった気がする。無邪気は、ある意味可愛らしさもあるが、立場によっては「無邪気」=「鈍感力」に感じてしまう。仕事中での無邪気には閉口してしまうことも少なくない。プライベートでは幾つになっても無邪気やあどけなさは必要かもしれない。今時で言うなら『大人可愛い』とでも言うのかな?しかし、仕事中の40歳以上になる人の大人可愛い仕事ぶり、言動には洒落にならないほど「いらっと」してしまう。カルシウムが不足しているのかな・・・なんて反省するものの「任せる人を間違えた!失敗した!」なんて考えることが多い今日この頃。以前に権限委譲で学んだポイント。委譲するときの重要ポイント「任せられる人に任せる。人選とやる気が大事」この原則からはずれたのは自分の責任。天然で大人可愛い無邪気な人に癒されたり、しまった!とひやひやしたり。でも管理を担う人の無邪気さは、せめて使い分けていただきたいと思うのは私だけでしょうか???

2012年11月12日月曜日

ビジネス誌

ここのところ週一で東京へ行ったり来たり。ちょっとだけ、お疲れモードなので「疲れたときにはビジネス誌」。たいがい疲れてくると自分の基軸がぶれやすい。そんな時、ぶれないためにも某ビジネス誌を読んで元気になるときがあります。今回も「人材育成」についてのアドバイスを参考。ある企業で『個人のやる気を引き出し、能力開発が出来きる体制を構築したい』の質問にアドバイス。
能力開発が出来る体制は、通常時と緊急時では異なるそうです。通常時は各部門間の横の連携を密にすること。緊急時はプロジェクトチーム・タスクフォースなどを編成することで職員の能力開発が可能となるそうです。労務管理は心のケア・健康管理などに留意すると共に、人材育成プログラムを作成し実行するそうです。
病院も一企業と考え、常に危機管理をもち「非営利組織だから」なんて言葉にあぐらをかくことなく現在の組織が健康であるか否か考え、もし病んでいるならどのような処方をするか考えたいものです。組織の理念や方針に沿って、どんな人材が必要なのか考え、求められている人材を育成できるプログラムを全部署で考えられたら素敵かも。もしかしたら、緊急時対策をしなければならないかも知れませんね。専門書も大事ですがマネジメントの参考にはビジネス誌は楽しいかも。しかし、本文より広告が楽しかったりして・・・。

2012年11月5日月曜日

おもてなし

まとめた休みを頂き、久しぶりに満喫した・・・と言いたいところですが????でした。休み前、しっかり休めるよう、半月かかった案件をさくさく(ざくざく?)さばき、任せることは任せ「後は宜しくね」のつもりでした。しかし、想定外の出来事が発生し「やはりな」と想いながらも楽しかった休日でした。サービスのお手本といえば「東京ディズニーランド」。子どもの小さい頃10回以上行っているのでいまさらと想ったが「高級ホテルで宿泊」に誘われて、4歳、2歳の珍獣と共に(叱られる)家族旅行。予測はしていたが、やはり仕事より激務だった。ホテルでの大騒ぎ、ディズニーランドのパレードでの先頭暴走。右向け左の大暴走に3日間で3kgも自然ダイエット。叱ると褒めるは大事なんて普段言っているくせに、怒ることばかり。でも、我慢していつもの100分の1くらいにセーブ。忍耐だった。でもしっかり学んできました。ホテルでも、夢の国ディズニーランドでも迷惑そうな顔するスタッフは一人もいないのです。プロ!病院だったらどう?絶対こわーいおばちゃまがでてきて、嫌味の一言、二言。いや三言。サービスの意味が違うなんて聞こえて来そうですが。同じなんですよ。
おもてなしの気持ちがあるとき、おもいやりの言葉が添えられているんです。サービスは無形で形に残りませんが、こころに残るんです。騒がしい子どもをみて「他のお客様に迷惑」なんて言わないんです。困っている親の立場にたって、「あるときは親の立場」「あるときは子どもの立場」そして『あるときは他のお客の立場』でそれぞれに気くばり、心配りする対応をみて「おもてなし」のサービスを学びたいなら「有名講師の研修」も大事だけど、ディズニーランド職員研修3日間もいいかもなんて思いました。来年の職員研修は「夢の国ディズニーランドで!」なんて。子どもに負けず、大暴走でした。楽しかった。