2012年7月16日月曜日

とりあえずビール

とにかく暑かった今日。こんな日は、「とりあえずビールと焼肉」。大好きなビールを楽しみにセッセ、セッセとお掃除にお洗濯。紫外線を気にしながらも頑張った。夕のビールだけを楽しみに。夕になり、予約を入れてたお店で決まり文句、「とりあえず生中で!」しばらくして、ここからがショック。若い店員さん、元気に一言。「お待たせしました、グラスビールです」「エー!生中って言ったじゃん。何でグラスビール?ありえない???」でも大人の私は我慢した。本当に我慢した。職場じゃインシデントレポートだよ!なんて想いながらも、次は生ビールの大頼もうっと・・・。肉を焼きながら考えた。グラスビールと生中を間違える理由が分からない???それほど忙しい状況でなかったし???たまたま!でも、病院では「たまたま間違えましたごめんなさい」はきかない。たまたま隣の人の注射でした。たまたま量が違いましたでは済まないのである。此の頃多い、再発する処方・与薬のインシデント。再発防止のための対策が生かされない。そこで今日の出来事を教訓に「インシデント再発は患者と共に、そして患者参画型の対策こそ必要では」独りよがりの改善策より相手あっての納得した協働業務が必要なのである。委員会で考える対策も大切かもしれない。でもそれ以上に大切なことは、退院後も正確に内服できるよう入院中から患者参画型の方法を考えられれば最高。ビールからインシデントレポートまで飛んでしまったが・・・。きっと伝え方が悪かったカナーなんて想いながら、伝えた私と、オーダー受けの店員さん双方のインシデントでした。今日も飲みすぎでした。幸せでした。

2012年7月9日月曜日

失敗への対処

ここ数日インシデントレポートの報告が続く。特に疲れが出てきた新人さんの報告が多くなってきた。負の連鎖にどっぷりつかっている表情を見ると遠くからエールを送りたくなる。
『失敗→自信喪失→自己嫌悪→看護師に向いていない』の連鎖を断ち切るために、以前学んだこの言葉を送ります。失敗への対処が肝心ですよ!

すぐやること
①忘れる ②考える(今、何が出来るか?) ③即行動

やってはいけないこと
①反省 ②自責 ③言い訳

反省は、あとでやる
①事実把握 ②プロセス分析 ③真の具体的な原因

そして、小さなことも大切に。小さなこまごましたことにおいても、大きな事と同じく、苦労なくして栄光なしであることを忘れないこととFlorence Nightingaleが言っています。そして、一番重要なことは『自分が好きになりにくくても、自分の笑顔は好きになれる』誰もがみな、オンリーワンですからね!!ファイト!元気のない皆さんへ(自分も含めかな???)

2012年7月2日月曜日

評論家

政局が不安定になると出てくる評論家。では、貴方が政治家になればいいんじゃない!と思う毎日。他人(ひと)の批評はするけど、貴方だったらどうする?はうやむや。他人の評論家は真に多い此の頃。でも、一言。見苦しい!自分の立ち位置も考えず煩い。今時の表現でいうと「うざい!!」夢も志も語らない貴方の言葉を誰が信じるでしょう。九大の尾形先生の言葉を借りると「志なき医療者は去れ!」と同様、私利私欲に走る方は概ね軽い。此の頃想う一言。「夢は一生。人生は一笑」他人の批判をする前に、自分の日々を振り返り、自分も幸福。他人も幸福の方法を見つけることが大切かも。日々皆と共に笑い、幸せな毎日を目指せるよう精進すべきと、師となる方に教えられました。「夢は一生、人生は一笑」名言と想う私。でも、「夢は一笑、人生は一笑」にするのも自分次第かも知れない今日この頃でした。◎。

2012年6月25日月曜日

ストレスの価値

先日、看護学生に「ストレスについて」の話をさせてもらった。学生に質問した、「自分にとってのストレスって何?」興味深い返事が返ってきた。「生きていくことがストレスです・・・」感心してしまった。「なるほど、生きていくことがストレスなんだ・・・」そこで思った。ストレスというとネガティブな感じだが、よい意味でのストレスは多少あったほうがよい。なぜなら、多少意味合いが違うかもしれないが、最近あった出来事で強く思った。ある人が言った、『「すぐ休んで、休んで」と口癖の上司がいた。言われるたび、私はいなくてもいい存在なんだ。言われるたび、ストレスだった』そして一言。「私達は働きやすい環境より、大変でも働きがいのある職場で働きたい」よかれと思って上司は気くばりしたのだろう。しかし、相手より自分自身が心地よかったのだろう。表層的な思いやりは相手にとってストレスになる。ストレスは人それぞれ異なるのである。自分尺度で相手に押し付けることは想像以上に相手にとってストレスである。ストレスの価値は自分自身で決定していくものかもしれない。マイナスにもプラスにも考えられるストレス。生きていくことはストレスかもしれない。その通り!必要以上のストレスは悪玉。多少のストレスは善玉。ストレスと付き合いながら、良い緊張感の中で成長していくことが理想。「生きていくことがストレス」と答えた学生さん。一番きらきらしていたように見えましたよ!素敵な回答でした。

2012年6月18日月曜日

実践の要

実践の要は観察、人に関心を持つこと・・・・。そして、仕事は実践(フットワーク)と思考(ヘッドワーク)と愛情(ハートワーク)の三位一体のダイナミックな活動とテルモの松村氏は述べている。実践・思考・愛情の三つのバランスがとれていることが大切で、一つでも欠けているとダイナミックな活動(仕事)にならない?と自己解釈。そして、実践の要は観察で、相手を知ることはとても大切。でもそれ以上に重要なことは、自分自身を客観的に観察して「生き方」の癖を知ることではないだろうか!相手を知る前に自分を知ることから始めないと、いつも他者に振り回されてしまう。(最近の自分)『実践の要は観察、人に関心を持つこと』そしてその前に、『実践の要は観察、自分に関心を持つこと』から始めよう・・・・なんて。

2012年6月11日月曜日

人材(財)育成

人材(財)を育成する時、最も大きな障害となるものは何?? それは「プレイングマネジャーの管理者である・・・」と、ある出来事を通し強く思った。組織やtチームを強化するためには、自律型人財育成が急務であり、自律型人財育成に力を入れている組織は成長する組織でしょう。反して、面倒見がよすぎる管理者がたくさんいる組織は衰退かも。なぜなら、面倒見のよすぎる上司の下で働いていた部下は、全て管理者が行ってくれたことで「考える機会」を奪われてしまい、怖いことに数年もすると、年齢に関係なく指示がなければ行動できない無力な職員が育成される。気にかけてくれ、声をかけ、優しい管理者を部下は好きである。但し、本当に部下の成長を期待するなら、決して考える機会や判断・決定する機会を奪ってしまってはいけない。人は悩み苦しみながら考え、成長していくものであると思う。人材育成、特に財産となる自律型人財育成を目指すなら、ある時は冷たい素振りも大切かも!口も出さない、手も出さない、考える機会をたくさんたくさん与え、成長したことを認めてあげる。そんな上司が素敵かもしれない。指導、指導でなく、ちょっとした支援を人は望んでいるのかな?仕事は人につくのでなく、役割につくものである。自分の役割は何か今一度考えてみよーっと。

2012年6月4日月曜日

チーム医療

先日、「電子カルテ時代におけるPOS」をテーマに「日本POS医療学会大会」に参加した。聖路加看護大学で開催され、聖路加国際病院 理事長の日野原重明先生の会頭百寿記念大会でもあった。学会では、たくさんのことを学び、目から鱗状態だった。特に、「チーム医療」について考えさせられた。もともと「チーム医療」と言う言葉は日本ではじめて使用されたもので対応する英語がないそうです。仕方なくTeam Approachなどと呼ばれていたそうです。今日、チーム医療は、日本の医療の在り方を変えうるキーワードとして注目されているが、脈絡なく「チーム医療」に救いの手を求めているとシンポジストが語っていました。確かに医療現場の疲弊の解決策として、やたら「チーム医療、チーム医療の推進」というフレーズが耳につく。しかし、現場でのチーム医療には、医師がオーケストラの指揮者のような立場で指示を出し、他の職種はそれに従うという構造がある。この構造をフラットにするならば、『弦楽四重奏』のようになるべきと座長の中木先生がおっしゃっていました。美しい音色を出すために、一人ひとりが努力しなければならない。さすが、有名な先生が言うと説得力がある。難しい話はともかくも、日野原先生は100歳から人生また走り出しているそうです。びっくりと同時に、人間を超越し神にでもなってしまうかと思った!びっくりな2日間でした。