2011年8月8日月曜日

8・2の法則

先日の研修で学んだ組織の法則。『組織では、2割の有能な職員が8割の成果を上げ、残りの8割の職員が2割の成果を上げる』と言われているそうです。本当にそうなのか否か。では、成果を上げない職員はいないのか?2割の職員だけを大事にすればもっと成果を期待できるのか?きっと、自分は2割の職員であると認めて欲しい人が大半であると思う。でも良く考えると、もともと組織は複数の人びとが「共通の目的」とその目的に向かって「協働する意思」と、そのプロセスを支える「コミュニケーション」が必要といわれている。この複数の人びと同士コミュニケーションを良くとり、生き生きと仕事ができる働き甲斐のある職場環境を互いで整え、10割の職員が一丸となり、共通の目的に向かえれば、こんな幸せはない。でもなかなかうまくいかないのが現実である。研修では組織とは?を振り返る良い機会になった。ネガティブな発言こそ組織を浄化するチャンスはある。希望が潜んでいる。人びとは、「愚痴を言う権利もあるけれど、希望を語る義務もある」とも言われている。もっともっとネガティブな発言に心を寄せなければならない・・・。でも試練です。なぜなら、愚痴を言っている人と対面していると幸せが遠くに行ってしまうような錯覚になってしまうもの。愚痴から希望に替えるためにはどうしたらよいものか?日々努力です。

2011年7月31日日曜日

『個』育て

先週3日間研修に行ってきました。飽和状態になるくらい多くのことを学びました。その中でも特に印象深い講義の一部を紹介します。子どもを育てる「子育て」、社会や組織が育てる「個育て」。看護師は概ね3年で基礎が終了とされていたが、近頃5年で基礎終了、一人前?本当にそう思います。組織の中で育てる“人財”は、子育て同様、気力・体力・忍耐が必要。「個育て」の難しいこと。幾つになっても自分探ししている大人に、「目標を見つけることが目標?それじゃあ、達成感もないわ!」でも、一緒に目標を見つけようなんて言いません。人生の目標なんて自分のもので、決して私のものではないですもの。ましてや、夢や希望なんて人から与えられるものではないし、夢や希望は自分でつかむものだから。大人子どもを育てる毎日に、少し疲れ気味の私が思いました。愛情あれば、子育て同様「げんこつ」あげてもいいですか?いやいや暴力はいけない・・・。目標が見つからない方に一言。「うつむいて目標は見つかりませんよ。広い空でも仰いで、見つけてみなさいな」。本当に難しい個育て、人財育成。難しいけど楽しくて止められない。なぜなら、個育てすることが自分育てだからかな。

2011年7月25日月曜日

顔は自分のもの。貴方の表情は誰のもの?

最近の出来事。朝から不機嫌そうなオーラを出し『私に声かけないで、忙しいんだから・・・』とばかりにピリピリムードのベテランさん。そんな時、あまのじゃくの私はわざと声をかけ、不機嫌な理由を探すモードにスイッチング。そして、ひたすら観察、観察。そして、理由を発見!「特に、理由なし」。ではなぜ不機嫌そうに見えるの?そこで考えました。不機嫌そうな人は、男女問わず皆同じに見えてしまう。不幸せそうに見えてしまう。なぜなら、皆同じ表情している。そこで一言、「顔は自分のもの、でも、貴方の見せる表情は相手のものですよ」にこにこ笑顔でお願いします。貴方の笑顔で多くの人が救われます。多くの人が元気になれます。AKB48も好きですが、AKBでなく、私はAKY(あえて・空気・よまない)スキルを発揮し、不機嫌そうな人を探しては、心に声をかける。どうか貴方のきれいなメイクも素敵ですが、もっと笑顔が似合いますよ。ステキな表情で元気になりますよ!私も、そして貴方も!

2011年7月19日火曜日

あきらめないで頑張る!

なでしこJapanが優勝しました!久々に日本中が元気になれた嬉しいニュースです。少し前の事で若い人の「努力・根性・汗」はかっこ悪いとか・・・よく耳にしました。今回のなでしこJapanで学んだことは、「努力・根性・汗」をおしんではいけない。惜しみない努力をし、あきらめない根性をもち、汗をかき目標に突き進むことは、間違いなくかっこいいのです。かっこいいとか悪いとか別にして、あーだ、こーだ会議室ばかりで考えたところで、会議そのものからは、何の成果も生み出されない
必要なことは、「有言実行、無言実行」。ひたむきに、目標にむけ努力し実行することかもしれない。そして、目立つスーパースター選手もベンチにいる選手も皆全員、「名選手にあらず、良選手」だったと思う。看護の現場も、「名看護師にあらず、良看護師」に全員なれるよう「あきらめないで、頑張る」事が大切です。とにもかくにも、なでしこJapanおめでとう!

2011年7月9日土曜日

マイナス思考はリスクマネジメントになる

ドラッカーが好きで関連図書を読みました。そこで、考えました。プラス思考は組織において必要不可欠である。しかし、プラス思考だけでは「いけいけドンドン型」になってしまう。したがって、組織にはマイナス思考もある時は必要かも?プラス思考はチャンスを開き、拡大する。ピンチと思えることをプラス思考でチャンスに変えると、そのチャンスは独り占め!プラス思考から生まれるものはチャンス。マイナス思考から生まれるものはリスクマネジメント。一般的にプラス思考が優れているかというと、マイナス思考はプラス思考のブレーキになるかもしれない・・・。このアクセルとブレーキを上手に利かせることは大切。ドラッカーは言っています。「事業や仕事は、何をするかも大事だが、誰がするかはもっと大事だ」と。そこで、プラス思考の私は考えました。「仕事は、何をするかも大事だが、誰に任せるかも大事だ」そしてこの次はマイナス思考の是非あなたに任せたいな・・・なんて。

2011年7月4日月曜日

バランス維持は難しいです。

バランスは大切です。そして、全てにおいてバランスを維持していくことはとても難しい。栄養のバランスをとらなければ体調が崩れるし、真面目すぎても疲れるし、ふざけすぎても不愉快になるときがある。でもふと考えると、昔母が言っていた、「過ぎたるは及ばざるが如し」やりすぎることは足りないと同様に正しくないよ。ほどほどにしなさいと。今、あらためて考えると、昔の人はいいことを言ったものです。日々の仕事で満足できる日が少ない自分に言い聞かさなければならない。「前に進むことの大切さと同様に後ずさりしたり、足踏みすることも大切であること。時には、決心したことであっても、勇気ある撤退をしなければならないことも大切であること。」ほどほどに・・・そして、何事もバランスを大事にしていこう。本日、休日なのでゆるみっぱなし、でも明日は頑張ろう!なんて・・・節電で暗すぎる部屋の中で色々と考えても、いいアイデアが浮かばない。節電に熱くなりすぎかも。そこそこの明るさが必要です心身ともに。このそこそこを維持するバランス感覚が難しい。

2011年6月27日月曜日

良い距離感(間)

人は空間の中に生かされている。大事にすべき事は、良い距離感(間)だと思う。車なら適度な車間距離。近すぎると衝突するし、離れすぎると後続に迷惑がかかる。しかしながら、この距離間は重要だが、感に頼るところが大きい。人と人の関係も同様である。特に、医療現場では患者・家族に寄り添う看護を目指す・・・としたとき、医療従事者が患者・家族との間に適度の距離間を大事にしないと、独りよがりな看護になる。時々感じること、「寄り添いたいなら相手の気持ちを大事にして」「もう少し離れて、全体を見渡しなさい。離れて、見えるものがあるわよ」。相手を知りたいばかりに近づき、全てを知りたくて、多くの情報収集を行う。違うでしょ、相手を知りたければ良い距離をおいて、相手の心地良い空間を整えてから、アプローチすると良いかも。そして、この良い距離感はマニュアルには無いはずです。理由は、一人一人異なるからです。そして、諸先輩方は上手ですよ・・・なぜなら「臨床知」から来るから。マニュアルばかりにらめっこしていないで、ステーションを飛び出して!ベッドサイドでの先輩のケアスキルを盗みましょう。経験は大事です。良い距離感を身につけたい方は良い指導者をご紹介しましょう。それは、患者・家族の方々です・・・・私も良い距離感を身につけるために、せっせとベッドサイドに行かなければ。