2011年12月12日月曜日

組織図は組織地図

組織図とは?組織の地図のようなものである。そして、そこには各部署の業務の範囲、責任者、責任の範囲について説明できるものでなければならないと思う。以前に、他の病院や施設の組織図を拝見する機会があった。組織図から組織のビジョンを察することができた。なぜなら、組織図には組織の指揮系統や責任の所在が分かるからだ。先日の5年ぶりの監査では、自施設の弱点である「組織図」が指摘された。やっぱりなーと想定内の出来事に、驚きはしないが、詰めの甘さが指摘されたようで、一事が万事だもの・・・・と思った。組織図は院内の者が理解しているだけでは意味はなさないし、ただの図示されたものでもない。深い意味や意義がある。なぜなら、組織全体の活動を効率的に展開し、機能が十分に発揮できる仕組みを作るためには、各業務の範囲や責任の所在がどこにあるのか明確にする必要がある。また、実際の業務の流れと一致させなければならない。組織の事情があるにせよ、組織図は第3者が見ても理解できるような責任体制を図示しなければならない。大事なことは、効率的な指揮系統の実現は、最終的に患者・家族への最適な医療サービスの提供を実現させるからだ。曖昧で迷路のような組織地図(組織図)は職員でさえ説明つかない。そういえば昔、迷い道ふらふらなんて歌詞があったなあ・・・なんて呑気に考えている私です。でも、何とかしなくちゃ!真面目に考えよう。来年になっちゃう!