2013年6月17日月曜日

フットワーク・ヘッドワーク・ハートワーク

仕事は実践(フットワーク)と思考(ヘッドワーク)と愛情(ハートワーク)の
三位一体のダイナミックな活動である。
そして、実践・思考・愛情のバランスをとりながらの活動が仕事であり、看護であるなら

実践の要は・・・・
『常に観察、そして人に関心を持つこと』であると
松村先生は述べられている。

Florence Nightingaleは「看護は、生きた身体と生きた心、つまり身体と心とが一体となって表現された感情に働きかけること」としている。
そして、「生きることを、常に考え、そして実践することが看護」としている。

自分ばかりに関心を寄せ、承認欲求の高い人が多い此の頃。
とりあえず、他人に関心を持ち、愛情を持って、考え、実践することが「看護」であり
仕事かも知れません。

2013年6月10日月曜日

傾聴するとき

聞く、聴く、訊く・・・。
『きく』には色々と意味がある。

こころを傾けて「きく」時には、傾聴。
この「傾聴」は自己満足的なものでなく
相手にとって意味ある「傾聴」であるべきだと思います。

ハリル・ジフラン(アメリカの作家)
傾聴するとき
相手の本音は、自分に打ち明けたところでなく
打ち明けられなかったところにある。
だから、もし相手を理解しようと思うなら
相手が言ったことではなく
言わなかったことに耳を傾けなさい。

この言葉を思い出すたびに
「相手の声なき声に心を傾けて
こころを研ぎ澄まさなければならない」

うわべだけの、言葉に惑わされぬよう
しっかりと「こころを傾けること」
「驕らないこと」
が重要と思う今日この頃です。



2013年6月3日月曜日

塵も積もれば

塵も積もれば、山となる。
小さなことも、つもり積もれば広大となる
だから、小さなことも大切に
疎かにしてはいけない。
自分流解釈だとこうなります。

しかしながら、自身の立ち位置や課題によって
意味合いが変わる気がします。

物事を決断するとき
「岩永語録」のこんな言葉を思い出します。

「ちりが積もって山になった例があるか?せいぜいゴミの山だ!」
特に、マネジメントする方は、ものごとを大局的に考え
細かい「ちりばかりを集めること」でなく、「山をつくること」ことかもしれません。
そして
山を造るときは、小さなことも気にしながら、「何を集めるか」が大切では。
「何」は、人それぞれ異なるでしょうが、誰もが集めたいのは
志のある「human resource」に違いないのではないでしょうか。




2013年5月27日月曜日

取るに足らないこと

此の頃、仕事のことより、職員の「私」の部分に関わることが多い。
以前にはない相談内容。
仕事以外の私的な相談
管理者はどこまで責任を持つべきか?
職場にとっては「取るに足りないこと」
しかしながら、個人にとっては大きな問題。
そこで考えました。
以前から皆には伝えていました。
「プライベート充実しなければ、いい仕事は出来ない」
仕事を理由に、家庭、妻、親の役割を放棄しては
良い仕事が出来るはずがない。
何かを犠牲にし、あたかも仕事を理由にして
上手くいかないことの言い訳にしてはいけない。
特に、幼子の母は!
WLBを推進するとき、ママさんたちの
大変な理由が「仕事」だったら
子どもが可愛そうである。
何故なら、子どもは親の背中をみているから。
上手くいかない理由を、子どもや他人のせいにすべきでない。
全て「自分の責任」であると思う。
「私」は取るに足らないことでなく
「公」も「私」も大事なこと。
全てバランスが大切と思う今日この頃です。

2013年5月20日月曜日

深刻

日々深刻な出来事に翻弄され、
自身の役割が何なのか?何が出来るのか?
迷いの中にあるとき、ある名言集の一言。

深刻になりすぎると、
見えるものも
見えなくなってしまいます。

そんなときは考えるのを止め、
心が落ち着くのを待ちましょう。

そうすると、
見えなかったものが
ちゃんと見えてきます。

なるほど、なるほど。
今の自分を外から見なくちゃ。けして幽体離脱ではありませんよ。
どっぷり、自分に浸ってしまい、判断に迷いが生じたときは
考えるのを止め、心身ともにフリーズ。
解凍するのを待ちましょうかね。急速解凍でなく、自然解凍かな!!!


2013年5月6日月曜日

自己決定

井部先生の「看護のアジェンダ」を読ませていただき
感動し、共感した一言。
日本の社会を不健全にしているのは、『相手を慮る(おもんばかる)という大儀名分を掲げた「他己決定」の慣習』である。この一言に共感。
此の頃の気くばりは、自己満足的な気くばりが真に多い。
自分がいい人になりたがり、自己決定の妨げになっているケースを見かける。
傾聴している気分で、自己決定の機会を奪っている。
傾聴は優しく聴き、いい人気分ではならない。
厳しい選択を迫られている本人に自己決定できるよう支援をすること。
それが、真の傾聴であると思う。
特に聴く立場を求められる方は、専門的なスキルを持ち
自己決定できるよう支援することが重要ではないだろうか?
井部先生の言葉から「明日からは、他人をもっと放っておいてはいかがか。相手のためにも、そして世の中のためにも」
生きていくためには、本人の自己決定できるチャンスを『優しさ』として他人が奪うことは大きな罪になる。
他己決定より自己決定できる人を育てることは真に難しい今日この頃です。

2013年4月29日月曜日

教育は共育

1ヶ月間の新卒新人集合研修を終え、いざ現場へ!
講師を担った方々に感謝すると共に、新人さん以上に
成長できた先輩講師を見て、「教育はまさに共育」
指導することで、一回りも二回りも共に成長している。
以前に学んだ、こんな言葉が想い出された。
「手間を惜しまず、心を惜しまなければ、今日が輝く」
教育を受ける側、教育・指導する側も、いつもいつも
心を惜しまなければ、互いにハッピー。
そして、自分自身が輝けると信じている私です。