2013年4月8日月曜日

接遇力

新年度がスタートし、新入職者のオリエンテーションが始まりました。
緊張している新人さんを見て、馴れ合いでない心地よさを感じます。
新人研修には欠かせない、接遇研修。
そもそも、接遇の意味を今一度考える。以前学んだ、接遇研修を思い出しながら。
接遇の「遇」は「おもてなし」「もてなす」だそうです。
だから、表面的な優しい言葉、優しい態度より大切なことは
相手を心からもてなす気持ちではないでしょうか。
相手を慈しみ、相手を思いやる気持ちが自然と言葉や行動となる。
「おはようございます」「お疲れ様です」。あたり前だが、本当に大切です。
表面的な笑顔や、気持ちが伝わってこない挨拶は感じの悪いものです。
接遇は難しいことではありません。
相手を思い、相手を思いやる気持ちこそが「接遇」ではないでしょうか。
新人さんの学ぶ接遇研修はベテランさんこそ学ぶべきものかもしれませんね。
「接遇」の「遇」は偶然でなく「もてなす」です。
先輩はお手本をみせ、新人さんをもてなす気持ちを忘れずに。
接遇力を発揮しましょうね。

2013年4月1日月曜日

新年度スタート

平成25年度がスタートしました。
当院は日・月が休みのため、明日から新年度です。
わくわくしているのは私だけでしょうか!
新入職者の方は、期待と不安でドキドキでしょうね。
このワクワク感とドキドキ感は良いものです。

先日、突然の質問に答えられませんでした。
その質問とは「自分にとって仕事って何?」
答えられるようで答えられない。

今年度はこの「仕事とは?」を考えながら
仕事に向き合って行きたい。
そして、小さなことに捉われず「原点回帰・初心に戻る」
仕事の質にこだわりたいかな。
「量は質をカバーできない。しかし、質は量をカバーできる」
新人の皆さん。どうぞ夢や希望をもち、未来を信じてファイトです。

2013年3月25日月曜日

新年度に向けて

年度末は何となく気ぜわしい。
退職者に別れを告げ、新入職者を迎える準備。
1年間を振り返っても、毎日、毎日、変化ある日で平和な日は無いものです。
まさに「事件は現場で起きている」
平成24年度は、過去に経験のない案件の対応におわれ、本当に充実していました。
そして、意思決定の重要さも十分に考えさせられた一年だった。
「人は変わらない、だから自分が変わらなければならない」と聞く機会があった。
しかし、意思決定をする立場の人には、こんな考え方もありです。
「今さら自らを変えようとしてはならない。うまくいくわけがない。それよりも、自ら得意とする仕事の仕方を向上させていくべきである。不得意な仕方で仕事をおこなおうとしてはならない」ドラッカー。
一人ひとりの強み、長所を伸ばし、自分らしくのびのびと。
そして、自信をもって迅速に意思決定できる、後進の育成を目指して、また一年が始まります。





2013年3月11日月曜日

成果を上げる

P.F.ドラッカーの言葉で「成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない」としています。
目先のことばかり、手元の仕事から顔をあげ、先にある目標に目を向けなければならない。
年度末で出来なかったことばかりに捉われがちこの時期
「どのような貢献ができるか」を自問してみると、自らの仕事の可能性が追求できる。
そう考えると、成果・成果と結果ばかり気にしていることが、「ちっさ」なのです。
膨大な貢献の可能性からすれば、あまりに小さなものであることがわかる。
そして、ドラッカー曰く「どのような貢献ができるか」を自問しなければ、目標を低く設定してしまうばかりでなく、間違った目標を設定する。
何よりも、自ら行うべき貢献を狭く設定する。
看護部として
看護は誰に貢献するのか、命と向き合うことはどういうことなのか
見つめなおす良いときかもしれません。
手元ばかりを気にしていた自分にも
何か見えたような気がします。この時期、呑気すぎる自分にびっくり!

2013年3月4日月曜日

7つの仕事力

明日、某看護学校の卒業式です。
個人的に看護学生は大好きです。
なぜなら、私達の夢や希望、未来を感じるからです。
4月からは看護師として活躍されることでしょう。
そこで、以前学んだ「7つの仕事力」を贈ります。
7つの仕事力とは
①時間観念(時間も投資)
②予測力(予見力・状況判断能力)
③俯瞰視(視野狭搾にならず、他人への配慮)
④ミッションを常に意識する力
⑤ビジョン(将来構想・展望)を語れる力
⑥パッション(情熱)他人へのプラスの影響力
⑦臨機応変・状況判断能力(予測力による行動力)
自身も全部身についてはいませんが。
とりあえず、時間観念が新人さんには大事かも知れません。
あせることなく、のびのび良い緊張感の中で働かれることを期待します。
努力する貴方は素敵です。未来に幸多かれ。

2013年2月25日月曜日

方針って何?

方針とは、「これから進むべき方向、目指す方向などなど」
最近良く聞く言葉。「方針が何なのか分からない」「方針が明確になっていないから、どう動けばいいか分からない」「方針が見えない」
ちょっと悲しい。
方針は誰のため?そして、何のためにあるものなのか?
あるブログで学びました。自分で考えて行動する「自律型人材(自律型人財)が育つ組織でなければ未来はないのです。
「ああしてくれない、こうしてくれない」と『くれない族』はねだることばかり。
病院にとっての方針は明確なはず。他者に与えて貰う前に、自分で考えることが大事かも。
一日、一日は不満を抱いても一日。夢を抱いて過ごしながら大事に過ごしても一日。
同じ一日なら、楽しく過ごしたいものです。
方針がないのが方針なら、方針を造るまでです。
何故なら、言われなくても医療職は使命を自覚しているから。
自律型人財育成を目指す組織は成長が期待できる。
そこには、浪漫があると長続きするかも知れません。
あまり方針・方針がないと聞くとちょっと悲しいですね。方針を求める前に、自律してみましょうかね!




2013年2月18日月曜日

顔は自分もの、表情はだれのもの?

インフルエンザが流行るこの季節。受付、外来、多くのスタッフがマスク顔。
全員が全員マスク。
勿論、感染防止対策の一つで、咳エチケットのための「マスク」装着。
でも、何か違和感を感じる。
何故なら、『顔は自分のもの、表情は相手のもの』と思っている私にとって
「おはようございます」の前に、出社したらまずマスク。
なんだかな。
元気なのか、元気でないのか、ちっとも分からない。
習慣だとは思うけど、ニコニコ笑顔だって治療のひとつなのに。残念、残念。
朝の爽やかな挨拶と、優しい笑顔。それだけで救われる人は大勢居るはず。
病院だから「いつでも、どこでも、マスク顔」でいいはずが無い。
病院だって、TPOなのですから。
マスクの下の優しい表情は、誰のものなのか。
やはり、貴方のみせる優しい笑顔は相手のものかもしれませんね。