2013年6月3日月曜日

塵も積もれば

塵も積もれば、山となる。
小さなことも、つもり積もれば広大となる
だから、小さなことも大切に
疎かにしてはいけない。
自分流解釈だとこうなります。

しかしながら、自身の立ち位置や課題によって
意味合いが変わる気がします。

物事を決断するとき
「岩永語録」のこんな言葉を思い出します。

「ちりが積もって山になった例があるか?せいぜいゴミの山だ!」
特に、マネジメントする方は、ものごとを大局的に考え
細かい「ちりばかりを集めること」でなく、「山をつくること」ことかもしれません。
そして
山を造るときは、小さなことも気にしながら、「何を集めるか」が大切では。
「何」は、人それぞれ異なるでしょうが、誰もが集めたいのは
志のある「human resource」に違いないのではないでしょうか。




2013年5月27日月曜日

取るに足らないこと

此の頃、仕事のことより、職員の「私」の部分に関わることが多い。
以前にはない相談内容。
仕事以外の私的な相談
管理者はどこまで責任を持つべきか?
職場にとっては「取るに足りないこと」
しかしながら、個人にとっては大きな問題。
そこで考えました。
以前から皆には伝えていました。
「プライベート充実しなければ、いい仕事は出来ない」
仕事を理由に、家庭、妻、親の役割を放棄しては
良い仕事が出来るはずがない。
何かを犠牲にし、あたかも仕事を理由にして
上手くいかないことの言い訳にしてはいけない。
特に、幼子の母は!
WLBを推進するとき、ママさんたちの
大変な理由が「仕事」だったら
子どもが可愛そうである。
何故なら、子どもは親の背中をみているから。
上手くいかない理由を、子どもや他人のせいにすべきでない。
全て「自分の責任」であると思う。
「私」は取るに足らないことでなく
「公」も「私」も大事なこと。
全てバランスが大切と思う今日この頃です。

2013年5月20日月曜日

深刻

日々深刻な出来事に翻弄され、
自身の役割が何なのか?何が出来るのか?
迷いの中にあるとき、ある名言集の一言。

深刻になりすぎると、
見えるものも
見えなくなってしまいます。

そんなときは考えるのを止め、
心が落ち着くのを待ちましょう。

そうすると、
見えなかったものが
ちゃんと見えてきます。

なるほど、なるほど。
今の自分を外から見なくちゃ。けして幽体離脱ではありませんよ。
どっぷり、自分に浸ってしまい、判断に迷いが生じたときは
考えるのを止め、心身ともにフリーズ。
解凍するのを待ちましょうかね。急速解凍でなく、自然解凍かな!!!


2013年5月6日月曜日

自己決定

井部先生の「看護のアジェンダ」を読ませていただき
感動し、共感した一言。
日本の社会を不健全にしているのは、『相手を慮る(おもんばかる)という大儀名分を掲げた「他己決定」の慣習』である。この一言に共感。
此の頃の気くばりは、自己満足的な気くばりが真に多い。
自分がいい人になりたがり、自己決定の妨げになっているケースを見かける。
傾聴している気分で、自己決定の機会を奪っている。
傾聴は優しく聴き、いい人気分ではならない。
厳しい選択を迫られている本人に自己決定できるよう支援をすること。
それが、真の傾聴であると思う。
特に聴く立場を求められる方は、専門的なスキルを持ち
自己決定できるよう支援することが重要ではないだろうか?
井部先生の言葉から「明日からは、他人をもっと放っておいてはいかがか。相手のためにも、そして世の中のためにも」
生きていくためには、本人の自己決定できるチャンスを『優しさ』として他人が奪うことは大きな罪になる。
他己決定より自己決定できる人を育てることは真に難しい今日この頃です。

2013年4月29日月曜日

教育は共育

1ヶ月間の新卒新人集合研修を終え、いざ現場へ!
講師を担った方々に感謝すると共に、新人さん以上に
成長できた先輩講師を見て、「教育はまさに共育」
指導することで、一回りも二回りも共に成長している。
以前に学んだ、こんな言葉が想い出された。
「手間を惜しまず、心を惜しまなければ、今日が輝く」
教育を受ける側、教育・指導する側も、いつもいつも
心を惜しまなければ、互いにハッピー。
そして、自分自身が輝けると信じている私です。


2013年4月17日水曜日

正論

本日、自分が感じたある出来事。
正論でごもっとな発言。でも空気をよんでください
皆が感じている白けた雰囲気を!
なぜか考えましょう。
正論は分かりますが貴方の伝え方が多くの人を傷つけていることを
医療者は疾患と向き合うのでなく、命と向き合っているのです。
何でも言っていいはずが無い。
テーブルをひっくり返したい感情を抑えている私はまだまだです。
でもチーム医療は日本独自だそうです。
やはりチームアプローチが正しいと思います。
日野原先生の言葉が身にしみて感じる今日でした。
正論を語るときは正論の語り方に注意しなければならない。
本当に多くのことを学べる私は幸せです。


2013年4月15日月曜日

事件は現場で起きている

新入職者の研修が終わり、そろそろ現場へ
新卒の方はあと2週間みっちり集合研修。教える方もファイト。教育は共育ですから
研修では、知識・技術の確認はもとより、病院駐車場のゴミ拾いまで。
研修を企画・運営する方々に本当に感謝、感謝。
そこで、研修を終え現場に向かう方々に
映画「踊る大捜査線」のファンで、現場第一の私から一言。
大好きな名せりふ
「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」織田祐二演じる青島刑事
故いかりや長介演じる「和久刑事」の一言
「おめえの信念貫いて、人の希望になってやれ・・・なんてな」
研修室で学ぶことは大切なことです。ただし、現場で起きる出来事は
教科書に無いことばかり。
現場で起きる一つひとつを大事に積み上げてください。
そして、初心を忘れず、ただひたすらに看護と向き合ってください
私達には優しい手、優しく見つめる目をもって、出来ることからただひたすらに!

踊る大捜査線から学ぶことは多かったです。
本当に残念です、終わってしまうのは。寂しい限りです。