看護学生の実習終了のお礼状に感激しました。
私は、学生の実習前に必ず伝える言葉があります。
「私たちの仕事は、患者の声なき声を聴き、形なきものを看る仕事」
『いつも目の前にあるデータや表出されたものばかりに捉われることなく、伝えられない患者の声なき声や思いを、心を込めながら心を傾けて聴くこと。その方の形なき想いや感情に寄り添いケアすることが一番大切ですよ』と伝えています。
お礼状には実習中にその言葉を意識し、患者の表出していない内面も意識して
看護を提供し実習を終えたそうです。
何気ない先輩の言葉に耳を傾け実践していく学生はきっと素敵な看護師になると信じながら礼状を見ながら勇気を頂いた気分です。
何気ない、さりげない言葉こそ心にしみることがありますね!