2013年7月8日月曜日

思いやりの押し売り

思いやりは、相手を思いやる気持ち
しかしながら、その気持ちは相手にとって
どうなのかは関係ない。
だから時々思いやりの押し売りは
『相手を苦しめる』だけかも知れない。
と思う場面に遭遇する。
そんな時、うわべだけの思いやりは
人材育成では、「自律の妨げ」になるときも
少なくない。
思いやる気持ちは、同情と異なる
「50過ぎると自分の顔になるよ」と
先輩に言われた。
確かに!50過ぎて、他人に可哀想、可哀想と
連呼している人の顔を見ると、思いやりと言うより
やさしい自分に酔っている。
梅雨明けで、ビールに酔っているのはいつもの私で
「思いやりの押し売りに自分で酔っている人」
をみて、酔いがさめる気分になるのも
私自身である。

2013年7月1日月曜日

夢を語る

先日、ボーっとテレビを見ていたら
ある一流選手が言っていました。
「私は夢を語っていません、目標を語っています。だから、絶対かなえます。夢ではないですから」
そんな毅然とした言い方が実にかっこよかった。
まだ、10代の若者だった。
若い人達をまとめて「夢が無い」と言う評論家は間違いだ。
夢=目標=実行です。

此の頃感動した、夢についての名言

「夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」吉田松陰

夢を語れない人は、成功なし。
そして、行動しない人は夢を実現できない。
夢は憧れの理想でなく、、実現するものであり、厳しいものかも知れませんね。




2013年6月24日月曜日

遅れて、休んで、働かない!

昔から公務員は「遅れず、休まず、働かず」と言われていた。
しかしながら、現代は、「遅れて、休んで、働かない」人も多くなってきていると
同僚と愚痴話し

そして、現代人の一言、「組織は個人を大切にしない、守ってくれない」
そんな言葉を聴くたびに「貴方は組織に何を貢献しているか?」
厳しいことを言うつもりはないですが、組織に貢献する対価として給与が
保障されているのに・・・・・。
都合の悪いことは全て組織の責任かな・・・。
看護師は、辞めても次があると思う気持ちは
民間にはありえないし「患者・家族に失礼」である。

「量は質をカバーできない。質は量をカバーできる」
やる気があり、年齢に関係なく管理者の資質を持つ人と
働けたら、この上ない幸せである。
看護部長達が集まると、こんな愚痴話しが多い此の頃

自施設に帰ると、やる気がある同僚に囲まれている
自分は「幸せかもしれない」
WLB推進はスタッフだけでなく、管理者自身の
WLBを保障するのが、私自身の責務かもしれませんね!




2013年6月17日月曜日

フットワーク・ヘッドワーク・ハートワーク

仕事は実践(フットワーク)と思考(ヘッドワーク)と愛情(ハートワーク)の
三位一体のダイナミックな活動である。
そして、実践・思考・愛情のバランスをとりながらの活動が仕事であり、看護であるなら

実践の要は・・・・
『常に観察、そして人に関心を持つこと』であると
松村先生は述べられている。

Florence Nightingaleは「看護は、生きた身体と生きた心、つまり身体と心とが一体となって表現された感情に働きかけること」としている。
そして、「生きることを、常に考え、そして実践することが看護」としている。

自分ばかりに関心を寄せ、承認欲求の高い人が多い此の頃。
とりあえず、他人に関心を持ち、愛情を持って、考え、実践することが「看護」であり
仕事かも知れません。

2013年6月10日月曜日

傾聴するとき

聞く、聴く、訊く・・・。
『きく』には色々と意味がある。

こころを傾けて「きく」時には、傾聴。
この「傾聴」は自己満足的なものでなく
相手にとって意味ある「傾聴」であるべきだと思います。

ハリル・ジフラン(アメリカの作家)
傾聴するとき
相手の本音は、自分に打ち明けたところでなく
打ち明けられなかったところにある。
だから、もし相手を理解しようと思うなら
相手が言ったことではなく
言わなかったことに耳を傾けなさい。

この言葉を思い出すたびに
「相手の声なき声に心を傾けて
こころを研ぎ澄まさなければならない」

うわべだけの、言葉に惑わされぬよう
しっかりと「こころを傾けること」
「驕らないこと」
が重要と思う今日この頃です。



2013年6月3日月曜日

塵も積もれば

塵も積もれば、山となる。
小さなことも、つもり積もれば広大となる
だから、小さなことも大切に
疎かにしてはいけない。
自分流解釈だとこうなります。

しかしながら、自身の立ち位置や課題によって
意味合いが変わる気がします。

物事を決断するとき
「岩永語録」のこんな言葉を思い出します。

「ちりが積もって山になった例があるか?せいぜいゴミの山だ!」
特に、マネジメントする方は、ものごとを大局的に考え
細かい「ちりばかりを集めること」でなく、「山をつくること」ことかもしれません。
そして
山を造るときは、小さなことも気にしながら、「何を集めるか」が大切では。
「何」は、人それぞれ異なるでしょうが、誰もが集めたいのは
志のある「human resource」に違いないのではないでしょうか。




2013年5月27日月曜日

取るに足らないこと

此の頃、仕事のことより、職員の「私」の部分に関わることが多い。
以前にはない相談内容。
仕事以外の私的な相談
管理者はどこまで責任を持つべきか?
職場にとっては「取るに足りないこと」
しかしながら、個人にとっては大きな問題。
そこで考えました。
以前から皆には伝えていました。
「プライベート充実しなければ、いい仕事は出来ない」
仕事を理由に、家庭、妻、親の役割を放棄しては
良い仕事が出来るはずがない。
何かを犠牲にし、あたかも仕事を理由にして
上手くいかないことの言い訳にしてはいけない。
特に、幼子の母は!
WLBを推進するとき、ママさんたちの
大変な理由が「仕事」だったら
子どもが可愛そうである。
何故なら、子どもは親の背中をみているから。
上手くいかない理由を、子どもや他人のせいにすべきでない。
全て「自分の責任」であると思う。
「私」は取るに足らないことでなく
「公」も「私」も大事なこと。
全てバランスが大切と思う今日この頃です。